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横浜アリーナ至近のオフィスビル内に新たな「コワーキングスペース(開放式協働スペース)・シェアオフィス」が新設されます。

5月9日(月)にオープンする「リブポート(LIBPORT)新横浜」の案内チラシ(同店提供)

品川駅近くで貸しビル業を営む渡邊倉庫株式会社(東京都港区)は、都内2カ所で展開するコワーキングスペース・シェアオフィス「リブポート(LIBPORT)」の3店舗目を新横浜で来月(2022年)5月9日(月)にオープンすると発表しました。

リブポートは2019年8月から浜松町駅近く品川駅港南口側に2店を営業しており、神奈川県では新横浜が初めて。「新横浜は東海道新幹線へアクセスができ、今回の出店地は駅からも近く利便性が高い」(同社)と進出を決めたといいます。

リブポート新横浜は、新横浜3丁目の横浜アリーナ前交差点に建つ「新横浜第3東昇ビル」の地下1階と3階の2フロアを使用。地下1階には受付と開放式の「コワーキングエリア」、1人~2人用の個室14室、会議室などを設置し、3階には5人以上用の個室4室を設け、24時間営業とする予定です。

横浜アリーナ(写真左奥)の至近に建つ「新横浜第3東昇ビル」(右側)、1階にはデイリーヤマザキ横浜アリーナ前店が入る

利用料金はコワーキングスペース会員月額1万1000円(税込)から、個室は同3万800円(同)からとなっており、別途入会金が必要。また、初回利用時に事前予約・会員登録を行うことで、コワーキングエリアのみ一時利用(1時間あたり550円、1日2200円)も可能としています。

なお、5月9日(月)のオープンに先立ち、来週4月27日(水)と28日(木)の10時から17時まで内覧会(要予約)を行うとのことです。

コワーキング(協働)できる開放式スペースを設けるシェアオフィスが増えている(リブポート新横浜のニュースリリースより)

相鉄・東急直通線(新横浜線)の開業を来春に控えた新横浜では、交通利便性が高まりを背景に「コワーキングスペース・シェアオフィス」の進出が続いており、特に横浜アリーナ近くでは、昨年(2021年)3月にアリーナ通りで「ビズコンフォート新横浜」、一昨年2月には横浜アリーナ前交差点近くの「いちょう通り」で「ビステーション新横浜」がそれぞれオープンしています。

新型コロナウイルス禍で影響を受け続けている新横浜のオフィス活性化や、新たなビジネス人材の流入につながる動きとして注目です。

(※)見出し左側の写真は「リブポート新横浜」の完成イメージ(ニュースリリースより)

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【参考リンク】

リブポート新横浜の公式ページ(2022年5月9日オープン)