新横浜駅の天井が一新されます。新横浜駅ビル内の「交通広場」で昨年(2021年)10月下旬から行われている天井の改修工事は、地震対策を目的としたものですが、照明のLED化や照明パネルの軽量化などが実施され、今年(2022年)夏ごろには交通広場が明るくなりそうです。
今回の改修工事は、2011(平成23)年の東日本大震災を契機として求められるようになった天井の落下対策として横浜市が行っているもの。同様の趣旨による天井工事は、現在「横浜アリーナ」でも実施されており、昨年は港北公会堂で行われました。
市によると、新横浜は五輪サッカー競技会場の最寄り駅であったことから当初は「東京2020オリンピック」の終了後に着手する計画だったものが、同イベントの1年延期により、工事の実施時期もずれ込んでいたといいます。
交通広場は、2008(平成20)年3月の新横浜駅ビルの完成時に“歩行者ネットワークの結節点”としてビル2階部分の一部を横浜市が公共施設化したもので、1階のタクシー乗場やバスロータリー、歩行者デッキなどとともに、市が管理しています。
改修工事は昨年10月下旬から開始し、現在は交通広場内に工事用の仮設物が設置されています。しばらくは雑然とした状態ですが、これから天井の照明や照明パネルなどが一新され、今年7月ごろに終了する見込みです。
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・新横浜駅「交通広場」が賑やかに、のぞみ&マリノスの巨大ポスター登場(2022年7月21日、工事終了後の様子)※リンク追記
・<横浜アリーナ>2022年1月から半年超にわたり休業、天井など大規模改修で(2020年12月24日、現在工事中)
・2021年3月末まで長期休館「港北公会堂」、トイレなどの改修も同時実施(2020年3月26日、港北公会堂の天井工事は昨年春に終了)
【参考リンク】
・新横浜駅「鉄道等乗換案内図」(横浜市、交通広場の位置など)