マツキヨとの共同持ち株会社は「マツキヨココカラ&カンパニー」という社名になりました。新横浜3丁目のイノテックビルに本社を置くドラッグストアチェーンの株式会社ココカラファイン(塚本厚志社長)は、株式会社マツモトキヨシホールディングス(HD、千葉県松戸市)との統合会社を今年(2021年)10月1日に発足すると発表しました。
新たに発足する株式会社マツキヨココカラ&カンパニーの下にマツモトキヨシグループとココカラファイングループなどがぶら下がる形となり、経営目標として、2026年3月期にグループ売上高1.5兆円、営業利益率は7.0%を目指すとのこと。
同社の会長にはマツモトキヨシHDの松本南海雄会長が就き、社長も同社の松本清雄社長が就任。ココカラファインの塚本社長は副社長となり、3氏が代表権を持つ形となります。取締役はマツモトキヨシHDから10人、ココカラファインから5人を選ぶ予定です。
本社は、東京都文京区湯島の御茶ノ水駅近くにある「MK御茶ノ水ビル(マツモトキヨシ御茶ノ水ビル)」の住所に置くとしています。
昨年(2020年)末時点でマツモトキヨシHDは全国にドラッグストア・調剤薬局1755店、ココカラファインは1444店を展開しており、両社あわせて約3200店のチェーンが誕生することになります。
なお、港北区内ではマツモトキヨシが菊名駅東口店(菊名4)やトレッサ横浜店(師岡町)、綱島東のアピタテラス横浜綱島店(綱島東4)、日吉箕輪店(箕輪町2)に加え、昨年(2020年)5月に日吉駅ビル内に日吉東急アベニュー店(日吉2)、今月2月13日には大倉山駅前店(大倉山1)を出店。
ココカラファインは「セイジョー」ブランドの「ヘルスケアセイジョー妙蓮寺店」(菊名1)のみですが、日吉から妙蓮寺まで東急東横線の区内各駅に6店とトレッサ横浜に両社の7店舗が揃うことになります。
【関連記事】
・新横浜の「ココカラ」がマツキヨと経営統合、持ち株会社は東京本社に(2020年2月3日)
【参考リンク】
・株式会社マツモトキヨシホールディングス 株式会社ココカラファイン 経営統合に関する概要資料(PDF、2021年2月26日)
・株式会社マツモトキヨシホールディングスと株式会社ココカラファインとの経営統合に関する経営統合契約の締結のお知らせ(PDF、2021年2月26日)