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ドラッグストアチェーンのココカラファインは、マツキヨと経営統合することが決まりました。

アリーナ通りに出入口がある「イノテックビル」

新横浜3丁目のイノテックビルに本社を置くココカラファイン(塚本厚志社長)は、来年(2021年)10月にマツモトキヨシホールディングス(マツキヨHD、千葉県松戸市)と経営統合すると先週(2020年)1月31日に発表しました。

両社は昨年(2019年)8月に経営統合に向けた協議を始めており、このほど正式に合意したもの。両社の発表によると、共同で設ける持ち株会社の社名は未定とするものの、本社の所在地は東京都内を予定。新たな会社の社長にはマツキヨHDの松本清雄社長が就く方向で調整しているとのことです。

イノテックビルは、上場企業であるイノテックのほか、ココカラファインなどの企業が本社として使っている

また、両社が展開するドラッグストアなどのブランドについては、一定期間は併用することを予定。ただ、「新たなブランドを用いることを含めて、今後、両社にて慎重に検討及び協議を重ねてまいります」(発表文章)としています。

港北区内に本社を置く企業で見ると、ココカラファインの2019年3月期の4005億円という売上高は、マクニカ・富士エレホールディングス(新横浜1)に次ぐ区内2番目の規模とみられます。

東京に本社を置くという新たな持ち株会社の傘下となる事業会社は、現時点で本社の場所は明らかになっていないものの、区の代表的な企業新横浜から本社を移転する可能性が高くなってきました。

【関連記事】

新横浜3のココカラファイン、「マツキヨ」との経営統合を協議へ(2019年8月15日)

【参考リンク】

株式会社マツモトキヨシホールディングスと株式会社ココカラファインの経営統合に関する基本合意書及び経営統合に向けた資本業務提携契約締結のお知らせPDF、マツモトキヨシホールディングス、ココカラファイン、2020年1月31日)

株式会社ココカラファインの企業概要