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3年ぶりにゴールデンウイーク中の一部日程や時間帯“新幹線混雑”が新横浜駅でも起きる可能性があります。JR東海は、今月(2022年)4月28日(木)から5月8日(日)までの11日間における指定席の予約状況を発表し、4月13日(水)時点で東海道新幹線は前年と比べ239%となっているといいます。

東海道新幹線などの予約状況(JR東海ニュースリリースより)

一昨年の2020年と昨年2021年は2年連続で「緊急事態宣言中」となっていたゴールデンウイーク(GW)。現在のところ首都圏では当時より感染者数自体は多いものの、新型コロナウイルスワクチンの接種が進んでいることもあり、行動制限の呼びかけは行われていない状態です。

JR東海の発表によると、4月13日(水)時点東海道新幹線(山陽新幹線の直通列車を含む)は、11日間の予約状況が前年と比べ239%になっているとのこと。

新幹線の混雑ピーク下り(新大阪方面)が4月29日(金・祝)で 上りは5月5日(木・祝)の見通しです。

コロナ禍前の2019年GWは4月27日(土)から10連休となり新幹線が大混雑した(2019年4月27日、新横浜駅)

期間中に387万席が用意されている指定席に対し、同日時点で予約されたのは72万席で、新型コロナ禍前の2018年の同時期と比べると、予約はまだ62%にとどまっています。

現時点では、連休初日となる4月29日の午前中に東京駅を発車する博多行きの「のぞみ」号に混雑が見られるほかは、一部を除き席に余裕のある状態とのことです。

なお、JR東日本では、東海道本線の特急「踊り子」「サフィール踊り子」「湘南」が前年比143%中央本線の特急「あずさ」「かいじ」「富士回遊」などが同159%、上越新幹線は同162%、北陸新幹線が同180%などという状況。

JR東日本の特急・新幹線の予約状況(同社ニュースリリースより)

東北新幹線(山形・秋田新幹線含む)は3月16日に東北地方で発生した震度6強の地震で脱線などの被害を受け、全線復旧した4月13日から指定席の販売を再開したばかりのため、集計は行われていません。

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【前年記事】<JR東日本・JR東海>GW中の乗車券類、2021年も手数料無しで払い戻し(2021年4月26日、昨年のGWは2年連続で緊急事態宣言中だった)

新横浜のJR東海券売機でも「えきねっと」のチケット受取が可能に(2022年4月5日)

【参考リンク】

JR東海「2022年度 ゴールデンウィーク期間の指定席予約状況について」PDF

JR東日本「ゴールデンウィーク期間」の指定席予約状況のお知らせPDF

JRサイバーステーション(JRの空席照会サイト、6時00分~23時50分)