今月(2020年)5月11日から「のぞみ」号の大幅減便を行っている東海道新幹線は、来月6月1日(月)から定期列車をすべて運転する形のダイヤに戻すとJR東海が発表しました。全国で「緊急事態宣言」が順次解除されてきたことに対応するもので、利用が増加した際に備えるといいます。
東海道新幹線は現在、「のぞみ」号の本数を1時間あたり3本程度とする臨時ダイヤで運行しており、山陽新幹線への直通列車も削減されています。
6月1日(月)以降は、1日に164本ある「のぞみ」号の定期列車はすべて運転し、1時間あたり4本から6本の体制に戻す予定。山陽新幹線への直通運転を休止している列車も通常の行先となります。なお、「ひかり」号と「こだま」号は現在も全定期列車を運転中です。
これにより、1日あたりの東海道新幹線の運転本数は現在の平日251本から314本まで戻ることになります。現時点で臨時列車の運行は計画されていませんが、「今後の社会情勢やご利用状況等を踏まえながら、臨時列車の運転を行うかどうか検討してまいります」(JR東海)としています。
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・<東海道新幹線>5/11(月)から「のぞみ」が大幅減、1時間3本程度に(2020年5月8日、定期列車も削減されている)
【参考リンク】
・新型コロナウイルスの影響による運転計画の見直しについて[5月22日14:00時点](JR東海)
・東海道新幹線 今後の運転計画について(6月1日以降)(PDF、JR東海、時刻表あり)