地元小学生の募金活動に多くの人々が協力、新横浜から被災地へとその想いを届けます。
横浜市立篠原小学校(篠原東3)の児童が、新横浜駅前のペデストリアンデッキ(歩行者デッキ)(新横浜2)で、きのう(2024年)2月20日(火)午前に「能登半島地震」の募金活動を実施。
約1時間の活動で11万円に迫る募金が寄せられるなど、多く通りかかった人々との「想いを共有」できる初の試みとなりました。
この活動を行ったのは、6年生の1クラスに所属する児童と応援で駆け付けた保護者、引率する担任の中嶋航太教諭の約40人。
「総合的な学習の時間」の中で学んだSDGs(持続可能な開発目標)を実践する目的で、児童がユニセフ(UNICEF:国連児童基金)の募金活動を発案、昨年(2023年)10月末に行われたPTA主催の「しのはら祭り」内で、3万3千円を超える募金が集まったといいます。
“誰かのために”何かをできることを理解したという児童たちが、次なる活動を模索していたところ、1月1日に能登半島地震が発生。
「児童たちからの想いで今回も募金活動を行うことになりました」と、松久保伸子校長は、今回の募金活動を多くの人々に知ってもらえればと語ります。
「募金活動を行うには」というテーマでの議論や準備を重ね、道路の使用許可の申請や、募金箱や横断幕、お礼として用意した手縫いのコースターなどの「手作り品」を用意することなどをグループごとに役割を分担。
「この日の準備を重ねてきました」と、中嶋教諭は、一つひとつのプロセスを着実に重ねて、この募金活動の日を無事に迎えることができたことを明かします。
「誰一人、積極的でない児童はいませんでした」と中嶋教諭が語るように、一人ひとりの呼び掛けに多くの通行人が賛同。
「学校に戻り、募金いただいた金額を集計すると10万9684円と驚くほどの金額で、“震えるほど”と、その感動を表現している児童もいました」と、大きな反響に驚き、活動の成果を得られたことに感謝したいとの想いを語っていました。
中には「北陸地方ゆかりなので」と語る募金者もいたとのこと。
一人ひとりの児童、そして通行する人々が「募金」を通じてつながり、想いを共有する機会を得られたことに、教育活動としての大きな成果を得られた時間になったといえそうです。
なお、集められた募金は、横浜市を通じて被災地に寄付される予定とのことです。
(※)見出し横の写真は篠原小提供
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