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新横浜駅前の北口西広場「餅つき大会」を開催。広場に隣接する「駅前交番」の移転が決定したことから、来年はまた異なる風景の中での開催になるかもしれません。

新横浜町内会(新横浜全域)や新横浜自治会(主に新横浜1丁目など)、アデニウム新横浜自治会(新横浜1丁目の大型マンション)の新横浜エリアにある3つの町内会・自治会からなる「餅つき実行委員会」(金子清隆新横浜町内会会長)は、先週(2024年)1月27日(土)、恒例となった「新横浜おもちつき(餅つき大会)」を開催。

「新横浜駅前交番」の景色を背負っての開催は今年が最後になりそう(1月27日)

「新横浜駅前交番」の景色を背負っての開催は今年が最後になりそう(1月27日)

各町内会の会員に配布されたチラシ内の「引換券」を持つ先着600人に、とん汁を振る舞いました。

恒例の年始行事として約20年ほど前から行われてきたという「餅つき」イベント。

新型コロナウイルス禍の影響により、2021年と2022年の2年間は開催ができなかったといいます。

災害発生時の「炊き出し訓練」も兼ねて会員向けに行っている

災害発生時の「炊き出し訓練」も兼ねて会員向けに行っている

今回は、4年ぶりに「制限がない」状況での実施となったこと、また「災害発生時の炊き出し訓練」も兼ねていることもあり、港北警察署港北消防署も開催に協力。

“コロナ禍” 前に近づくかの、活気に満ちた雰囲気の中での餅つきの実施となりました。

警察や消防も「炊き出し訓練」の一環として開催に協力。パトカーや白バイの展示や乗車体験も行っていた

警察や消防も「炊き出し訓練」の一環として開催に協力。パトカーや白バイの展示や乗車体験も行っていた

交番は「北口西広場」から元の場所に再移転

なお、広場に隣接する場所に2014(平成26)年から置かれていた「新横浜駅前交番」(新横浜2)は、移転理由となった相鉄・東急新横浜線(直通線)の新駅工事が終了することに伴い、もともとあった「円形歩道橋」の下にある三井住友銀行新横浜支店に隣接する県有地(新横浜3)に戻されることが決定したとのことです。

パトカーやバイクが出入りする道路(右手)が一方通行のため、車両の出入りに難儀があったという(1月24日)

パトカーやバイクが出入りする道路(右手)が一方通行のため、車両の出入りに難儀があったという(1月24日)

新横浜町内会では、これまで新駅の工事終了後も同じ場所へ残すよう神奈川県警横浜市に要望を行ってきましたが、「現在の交番の位置では、車両の出入りが一方通行のためしにくいことなども、元の場所に戻る一因となったようです」と金子会長。

再移転後の交番については、新年度のスタート時期となる4月から交番の新設工事がスタートし、年内には完成する見込み(港北警察署)とのことで、復活する交番の建設状況や、現在交番が置かれている「市有地」の活用にも今後大きな注目が集まることになりそうです。

街の風景がどのように変わっていくのかに注目が集まる

街の風景がどのように変わっていくのかに注目が集まる

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・【前年記事】大豆戸町の3年ぶり「餅つき」に300人超、担い手倍増で“まちを盛り上げる”(2023年2月20日)

【参考リンク】

新横浜町内会のサイト