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横浜国立大学(保土ケ谷区常盤台)は、羽沢横浜国大駅の駅前で今年秋にオープンが予定されている複合商業施設「HAZAAR(ハザール)」内に10月から「羽沢サテライトキャンパス(仮称)」を設置することを発表しました。

羽沢横浜国大駅の駅舎(写真左下)と駅前に建つ23階建て再開発ビル(右)、秋にはビル低層階に複合商業施設「HAZAAR(ハザール)」がオープンを予定。手前の道路は環状2号線(1月25日撮影)

同大学の地域連携推進機構によると、同サテライトキャンパスではゼミなどの小規模な講義や教職員がWeb会議などを行う際の活動スペース、地域向けのセミナーやイベントなど、さまざまなシーンでの活用を想定。

学生が自ら所属する専攻以外の分野を学ぶ「副専攻プログラム」の地域交流科目で、地域課題実習活動を行う際の拠点としても使用したい考えです。

また、地域との交流スペースとして各種イベントやセミナーなども実施していくといいます。

羽沢サテライトキャンパス(仮称)の名称は今後検討していくとのことです。

駅前広場も完成しつつある。右が再開発ビル、左はドラッグストア「クリエイトエス・ディー」(1月25日撮影)

同大学はこれまでも市民向けの公開セミナーなどを開催していますが、羽沢横浜国大駅からキャンパスの入口までは徒歩で15分ほど離れており、キャンパス内も広大なため校舎までは一定の時間を要します。

アクセスの良い駅前にも拠点ができることで、同大学と地域の接点はより広がることになりそうです。

駅周辺の羽沢南町内会で会長をつとめる和田勝己さんは「地域と大学が連携し、良い関係性を構築していければ」と期待を寄せていました。

駅舎の目の前に再開発ビルが建っており、5階から23階は357戸の分譲マンション「リビオタワー羽沢横浜国大」となっており、まもなく入居が始まる見通し(1月25日撮影)

複合商業施設のハザールは、駅前に建つ23階建ての再開発ビル(昨年11月完成)のうち1階から4階を占め、今年秋のオープンが予定されています。

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羽沢横浜国大駅の商業施設は「2024年秋」、ハザールの名称で約25店を計画(2023年12月19日)

<ST線フォーラムレポ9>新たな「新横浜」像を考える時~横浜国大・高見沢さん(2022年8月26日、横浜国立大学についても)

【参考リンク】

羽沢サテライトキャンパス(仮称)を設置します(横浜国立大学・地域連携推進機構、2024年1月22日)