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東横線の沿線住民も意外と楽しめそうな渋谷の定期観光バスに新たなプランが設けられました。

東急バス傘下の東急トランセは、今年(2023年)3月16日に渋谷駅から運行を開始した定期観光バス「渋谷ストリートライド(SHIBUYA STREET RIDE)」で、新たに展望施設「渋谷スカイ(SHIBUYA SKY)」の入場券付きセット券を11月15日(水)出発分から販売を始めます。

定期観光バス「渋谷ストリートライド(SHIBUYA STREET RIDE)」は2023年3月から運行を始めた(東急バスのニュースリリースより)

渋谷ストリートライドは、屋根の無い2階建てオープントップバスが使われており、渋谷をはじめ、原宿や国立競技場、神宮外苑、表参道などのスポットを普段は見られないような視点から眺められる点が特徴です。

渋谷周辺を周遊する1時間程度の「SHIBUYA DISCOVERY ROUTE(渋谷ディスカバリールート)」のほか、渋谷駅と新宿・歌舞伎町(東急歌舞伎町タワー)間を結ぶ「CONNECTED ROUTE(コネクテッド・ルート)」もあり、月・火曜日を除く日に各ルート1日1便から3便が運行されています。

渋谷ストリートライドは屋根のない2階建てバスが使われているので普段歩いているときには見られない視点からの風景が楽しめる(イメージ)

今回、この渋谷ストリートライドの乗車券に加え、渋谷駅前の47階建て再開発ビル「渋谷スクランブルスクエア」の屋上にある展望施設「渋谷スカイ(SHIBUYA SKY)」のセット券を設定。

普段はチケット購入時に入場時間が指定されている渋谷スカイの入場券ですが、このセット券では営業時間内ならいつでも入場が可能となっています。

発売金額は大人4200円、中高生が3700円、小人は2000円となっており、渋谷ストリートライドの乗車券と渋谷スカイの入場券を別に買うより700円から1300円割安で、セット券は予約サイト「発車オーライネット」で販売中です。

渋谷駅前の47階建て再開発ビル「渋谷スクランブルスクエア」の屋上にある展望施設「渋谷スカイ」からの眺めはガラス部分が多く空や街の広さを感じられる(2019年11月撮影)

なお、渋谷ストリートライド単独の乗車券は当日窓口で購入の場合は大人3000円、小児1500円で、インターネット決済またはコンビニ決済で購入した場合は大人2000円、小児1000円となります。

訪日客を主要ターゲットとして生まれた渋谷ストリートライドですが、近隣の行楽先として、また遠方からの来客時などにも活用できそうです。

)この記事は「新横浜新聞~しんよこ新聞」「横浜日吉新聞」の共通記事です

【関連記事】

・【2019年記事】渋谷駅の47階建てビル「展望台」は11月開業、9/1(日)から入場券発売(横浜日吉新聞、2019年8月29日、展望施設について)

実は東横沿線から直行可能、東急の「歌舞伎町タワー」に1カ月で100万人(横浜日吉新聞、2023年5月29日、定期観光バスの行先にもなっている)

【参考リンク】

渋谷定期観光バス「渋谷ストリートライド(SHIBUYA STREET RIDE)」の案内(東急トランセ、渋谷駅近くの「渋谷フクラス」発)

定期観光バス「SHIBUYA STREET RIDE」に「SHIBUYA SKY」入場引換券付きのお得なセットが登場~2023年11月15日(水)運行分より各便10席限定発売(東急バス)