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法人サポーター会員による提供記事です】新横浜のクリニック開院4カ月発熱での来院にも個室で対応、専門とする咳や呼吸器の疾患にまつわる受診も増えているといいます。

今年(2023年)6月10日に新横浜駅前富士火災横浜ビル(環状2号線沿い、新横浜2)に開院した「きごクリニック新横浜」では、診療科目とする内科・呼吸器内科での診察に対応しています。

今年(2023年)6月に開院した新横浜駅前「きごクリニック新横浜」は横浜市営地下鉄ブルーライン・相鉄・東急新横浜線の新横浜駅9番出入口から徒歩1分の場所にある

今年(2023年)6月に開院した新横浜駅前「きごクリニック新横浜」は横浜市営地下鉄ブルーライン・相鉄・東急新横浜線の新横浜駅9番出入口から徒歩1分の場所にある

院長木越宏紀(きごしひろのり)さんは横浜労災病院(小机町)や関東労災病院(中原区木月住吉町)での経験もあり、地域に根差したクリニックを目指し診療をスタート。

その想いもあるのか、「新横浜駅周辺を起点として半径2~3キロメートルのエリアからの受診が多い状況となっています。30分の枠でご予約いただく中でお待ちいただくケースも増えており、将来的に医療DX(デジタルトランスフォーメーション=デジタル技術の活用)にも対応していきたいと感じています」と木越さん。

来院患者は30代から50代が多いという。「お待たせしてしまうケースも増えているので、予約、受付、問診、診療、検査、会計にAIの取り入れ効率化を検討しています。いまの時点では金曜日、また16~17時台が比較的空いています」とのこと

来院患者は30代から50代が多いという。「お待たせしてしまうケースも増えているので、予約、受付、問診、診療、検査、会計にAIの取り入れ効率化を検討しています。いまの時点では金曜日、また16~17時台が比較的空いています」とのこと

新横浜駅近郊には専門的な診療科目を掲げるクリニックも多いといい、そのためか、「呼吸器内科の診療は増えてきていると感じます」としながらも、内科にも対応していることから、「旅先での病気なのか、遠い方は北海道からお越しになった方の受診もありました。新幹線が通るエリアからの受診はしばしばあります」と、新横浜エリアらしい突然の来院にも対応していると語ります。

新型コロナウイルス感染症対策が5類に移行したこともあり、「個室で診察を待つことができる発熱診察室が3室あり、ほかの患者様との対応を分けさせていただくことが可能です。事前に予約いただくと案内がスムーズです」と、診療予約を行った上での来院を呼び掛けます。

喘息やインフルエンザワクチン接種にも対応

「呼吸器内科」の診療分野である喘息(ぜんそく)を主として、息苦しさせきでの受診が7割を占めるという同クリニック。

特に6月の梅雨時期や9月から10月の秋口など、「気圧や寒暖の変化が生じることで体調を崩しやすい季節の変わり目で、喘息やせきの症状が悪化することが多く見受けられます」と院長の木越さん。

喘息の子どもが多く小児科が地域に足りないと感じているといい、乳幼児以外の診察には応じる場合もあると木越さん。「特に咳や呼吸器についての診療について、症状をお聞かせいただければ」と語る

喘息の子どもが多く小児科が地域に足りないと感じているといい、乳幼児以外の診察には応じる場合もあると木越さん。「特に咳や呼吸器についての診療について、症状をお聞かせいただければ」と語る

喘息はアトピー型非アトピー型があるといい、「アトピー型は子どもに多く、花粉やハウスダスト、ダニや動物のふけなどのアレルギーに対する咳などの症状です」と説明。

非アトピー型は大人に多く、新型コロナウイルスやインフルエンザウイルス感染、風邪、気圧変化、寒暖差といった環境変化などにより症状が出る状態を指すといいます。

喘息は「多因子疾患」(遺伝的要因に環境要因が加わり発症する疾患)ですが、全体的には「体質」「環境」によるところが大きいといい、「若くして発症するケースもありますし、高齢だから、ということではなく、年齢を経で症状が出てくることはあります。『歳のせいで』と苦しいのを我慢せず、まずは別の病気の可能性もありますので医療機関を受診してもらえれば」と木越さんは、咳で苦しいなどといった症状がある場合の早めの受診を呼び掛けます。

「インフルエンザウイルス」ワクチンの予防接種も新たにスタート

「インフルエンザウイルス」ワクチンの予防接種も新たにスタート

特に夜間に咳が出やすい、日中も会話を続けると咳き込む、ちょっとした刺激で咳込んでしまうなどの症状は「喘息」の可能性があるといい、「受診して検査することで原因が判明するケースもありますので、来院の上ご相談ください」と木越さん。

そして、「喘息は治療せず放置しておくと、長年の経過でますます気道(空気の通り道)が硬くなるため、治らなくなるだけではなく、将来の呼吸機能が低下するので、咳が出てから治すのではなく、出ないように治すことが大切です」と語ります。

10月16日(月)からは、同クリニックでインフルエンザ(ウイルスワクチン)の予防接種(1回2300円・税込)もスタート。

喘息患者はインフルエンザウイルス感染により症状が悪化しやすいことから、「ワクチン予防接種をお勧めしています。12時15分から12時55分の間の完全予約制でワクチン接種を実施中です」と、本格的な冬が来る前のワクチン接種についても広くその必要性を呼び掛けています。

)記事の掲載内容については、直接「きごクリニック新横浜」にお問い合わせください

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【参考リンク】

きごクリニック新横浜のサイト ※診療曜日・時間やアクセスもトップページに掲載

当院について(同)

診療のご案内(同)

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