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新横浜駅から成田空港への高速バス便は順調に滑り出したようです。

東急バス小田急バス京成バスの3社が共同運行する「新百合ヶ丘駅・たまプラーザ駅・センター南駅・新横浜駅成田空港」間の高速バス路線で、来月(2023年)10月1日(日)から新横浜駅の停車便が2往復増え、計4往復に増便されます。

8月から新横浜駅への乗り入れを始めた成田空港行の高速バス、東急バス便はトイレ付きの車両を使用し、綱島駅行や溝の口行などが発車する「9番のりば」から出発する(8月20日、新横浜駅前)

同路線は新型コロナ禍による長期運休明けの8月1日から新横浜駅への乗り入れを開始し、東急バスが担当するたまプラーザ発の2往復による運行が始まっていました。

京成バスは現在、たまプラーザと成田空港間を直行する形で2往復を担当していますが、同社によると東急バスの新横浜駅乗り入れ便が好評を得ていることもあり、さらなる需要の拡大へ向けて新横浜駅への停車を決めたといいます。

10月1日(日)からの新たな時刻表、たまプラーザ駅発着の「京成バス」便が新横浜駅に停車する(京成バスの公式サイトより)

これにより新横浜駅発の成田空港行は、7時20分9時12時10分15時の4便体制となって日中から夜早い時間までの出発便をカバーできるほか、成田空港発7時20分10時20分15時35分18時5分と海外からの到着便など多くの航空会社に対応できそうです。

京成バス車両のイメージ(たまプラーザ駅)

新横浜駅から成田空港までの所要時間は約1時間40分で、首都高速「環状北線」の新横浜出入口から成田空港までのほぼ全区間で高速道路を走行。

成田空港では、まず格安航空(LCC)などの発着が中心の「第3ターミナル」に停まり、その後にJALなどが発着する「第2ターミナル」、ANAなどが発着する「第1ターミナル」に停車し、成田空港発も同様に「3→2→1」の順に停まります。

成田空港のターミナルは「3→2→1」の順に停車する(イメージ)

運賃は新横浜駅から片道大人3400円、小児は1700円で、予約はインターネットの「発車オーライネット」をはじめ、東急高速バス座席センター(03-6413-8109)と小田急バス予約センター(03-5438-8511)で受け付けており、支払いと発券はコンビニでも可能です。

【関連記事】

「新横浜~成田」の空港バスが8年ぶり復活、新駅開業の需要を見込み2往復(2023年7月14日、今年8月から運行を始めていた)

【参考リンク】

高速バス『新百合ヶ丘駅・たまプラーザ駅・センター南駅~成田空港線』「新横浜駅」乗入れ便が増えます(京成バス、2023年9月13日)

成田空港線「新横浜駅」の停車回数が増えます(東急バス、2023年9月13日)