新横浜と羽田空港を結ぶ高速バスのダイヤが改正されます。共同運行する東急バスと京急(京浜急行)バスは、同路線を新たに東急田園都市線・市が尾駅へ乗り入れすることにともない、来月(2022年)3月1日(火)から遅い時間帯の一部減便などを行います。
同空港バス路線は、昨年(2021年)9月から「センター南駅・北駅」発着の東急バス路線と新横浜発着の京急バス路線が統合して誕生したもので、朝夕はセンター南駅や北駅から新横浜駅を経由し、その他の時間帯は新横浜駅や新横浜プリンスホテルから羽田空港を結んでいます。
今回の改正では新たに市が尾駅への乗り入れを行い、朝の時間帯に同駅から羽田空港への直行4便を新たに設定。夕方は羽田空港から新横浜を経由して市が尾駅まで乗り入れる4便を設けます。
センター南駅や北駅、新横浜駅の発着時間にほとんど変更はありませんが、新横浜駅発では、夜間から深夜帯に出発する国際線の搭乗者向けに設定されていた「第2・第3ターミナル行」の2便(京急バスの20時48分発と21時48分発便)の運行が改正後は取り止めとなり、羽田空港行の最終便の時刻が繰り上がりました。現在、同空港発では国際線の欠航や減便が目立っています。
一方、羽田空港発の運行本数は現状の1日32便で変更はなく、これまで新横浜プリンスホテル行だった夕方の4便を市が尾駅まで延長運転する予定です。
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