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東急バス相鉄バス上田バス(長野県上田市)の3社は来月(2022年)11月1日(火)から横浜駅西口と軽井沢駅経由で草津温泉バスターミナルを結ぶ新路線を開設するにあたり、3往復のうち1往復を新横浜駅に乗り入れると発表しました。

11月1日(火)に運行を開始する「横浜駅西口・新横浜・たまプラーザ~軽井沢・草津温泉」の時刻表、上田バス便のみが新横浜駅に乗り入れる(3社のニュースリリースを一部加工)

同路線は、関越自動車道を通り、長野県北佐久郡軽井沢町の北陸新幹線(長野新幹線)/しなの鉄道「軽井沢駅」を経由して、群馬県吾妻郡草津町の「草津温泉」(バスターミナル/ホテル櫻井)を結ぶ高速バス路線。

東急バス、相鉄バス、上田バスの各社が異なる時間帯にそれぞれ1往復(計3往復)を運行。上田バスの便が新横浜駅に乗り入れ、たまプラーザ駅には草津温泉方面行が相鉄バス便、横浜駅方面行は東急バス便がそれぞれ停車します。

3社は新横浜駅への乗り入れについて、「相鉄線・東急線が相互直通運転を開始し、両線エリアからのアクセスが格段に向上する新幹線停車駅『新横浜駅』についても駅前バスターミナルからの出発で大変便利にご利用いただけます」(ニュースリリース)としています。

草津温泉の「湯畑」(イメージ)

新横浜駅への乗り入れ便を担当する上田バスによると、東急バスと相鉄バスは「横浜→草津→横浜」の形で1台のバス車両が“日帰り”で往復する形の運用となっているのに対し、上田バスは2台のバス車両を使って運行するため、20分ほど所要が伸びることになる新横浜駅へ立ち寄る時間的な余裕があったといいます。

なお、上田バスは2009(平成21)年までは「上電バス」の名称で東急グループ企業の1社でしたが、現在は地元資本によるバス会社。

軽井沢駅(イメージ)

2017(平成29)年3月から東急バス傘下の東急トランセや京王バス、西武バスと4社で「渋谷マークシティ~軽井沢・草津線」を共同運行しており、上田バス便は、たまプラーザ駅へも乗り入れています。

11月から横浜駅西口発着の路線が新設されることにともない、上田バス便たまプラーザへの乗り入れは止め、「二子玉川ライズ・楽天クリムゾンハウス/渋谷マークシティ」の発着に変更となる予定です。

新路線の開設を記念し11月1日(火)から10日(木)の乗客には「手ぬぐい」が配布される予定(3社のニュースリリースより)

上田バスによる新横浜駅への乗り入れ便は、草津方面行が毎日10時15分発で所要時間は、軽井沢駅までが3時間30分(13時45分着)、草津温泉バスターミナルまでは同5時間2分(15時17分着)。

復路は草津温泉バスターミナル14時発、軽井沢駅は15時35分発、新横浜駅へ19時15分着となっています。

軽井沢駅・草津温泉行の高速バスは新横浜駅前の「9番のりば」から発車する

運賃は軽井沢駅まで大人片道4000円草津温泉まで同4500円で、小学生は半額。予約サイト「発車オーライネット」や、東急高速バス座席センター(03-6413-8109)で予約が可能です。

【関連記事】

行きづらかった「草津・軽井沢」へ直結、横浜駅・新横浜駅から高速バス始動(2022年11月2日、運行当日のレポート)リンク追記

新横浜駅に大阪行「夜行バス」が新規乗り入れ、ウィラーが12/24(金)から(2021年12月13日)

【参考リンク】

横浜エリアから人気の観光地「軽井沢・北軽井沢・草津温泉」へ!高速乗合バス「横浜駅西口・新横浜・たまプラーザ~軽井沢・草津温泉」線~2022年11月1日(火)運行開始(東急バス)

「横浜駅西口・新横浜・たまプラーザ~軽井沢・草津温泉」の高速バス案内(相鉄バス)