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横浜市が企業誘致に向けて関西エリアでのPR活動に力を入れています。

横浜市経済局は来月(2023年)9月1日(金)夜に大阪駅前の複合商業施設「グランフロント大阪」内で初のトークイベント半導体企業が語る強さの秘訣と横浜立地の魅力」を開きます。

JR大阪駅前にあった貨物駅の再開発などで2013年にオープンした複合商業施設「グランフロント大阪」(8月11日撮影)

市経済局では、今年度からグランフロント大阪の中核施設で“知的創造・交流の場” という位置付けの「ナレッジキャピタル」内にある「The Lab.ザ・ラボ」に市のプロモーションブースを開設。市内のビジネス環境などのPRを始めています。

グランフロント大阪内のナレッジキャピタル「The Lab.ザ・ラボ」に今年度から設けられた横浜市のプロモーションブース(8月11日撮影)

今回、PR活動の一環としてトークイベントを企画したもので、新横浜に本社を置く東証プライム上場企業の株式会社マクニカ(新横浜1)とレーザーテック株式会社(新横浜2)に加え、傘下のラピスセミコンダクタ(新横浜2)とともに新横浜駅前に大型拠点を置くローム株式会社(京都市右京区)が登壇。

半導体業界で知名度の高い3社が今後の事業展開ついて解説するとともに、新横浜に立地することのメリットが語られ、市による企業立地の支援制度も紹介される予定です。

新横浜にあるオフィスの大半が駅から徒歩10分圏内に位置しており、新横浜駅から東海道新幹線を使えば新大阪駅まで最短2時間3分の距離。関西エリアへのアクセスに優れている点や、半導体や自動車関連の企業が多い点などはアピールポイントとなりそうです。

トークイベントは9月1日(金)に「The Lab.ザ・ラボ」内で開かれる(8月11日撮影)

トークイベントは17時30分から19時まで行われ、定員は先着30人。市経済局のメールで申し込みが必要とのことです。

【関連記事】

<2023年3月期>マクニカHDが売上1兆円を突破、半導体需要の旺盛で35%増(2023年5月12日)

<新横浜線が好影響>市が新横浜に2社を誘致、鳥山町の跡地活用も決定(2023年8月18日、交通利便性の高まりから首都圏企業が拠点を新設する傾向も)

【参考リンク】

2023年9月1日(金)に大阪でトークイベント開催「横浜のビジネス都市としての魅力を関西へ発信」(横浜市経済局)

グランフロント大阪(北館2階)ナレッジキャピタル「The Lab.ザ・ラボ」の横浜市の展示紹介ページ(一般社団法人ナレッジキャピタル、JR大阪駅から徒歩3分、各線「梅田」駅から3~5分)