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大倉山の「梅林」で春の気配を感じながら、1300年の歴史を持つ「師岡熊野神社」などをめぐるウォーキングツアーです。

港北ボランティアガイドの会は、今月(2023年)2月28日(火)午前にウォーキングツアー「大倉山の歴史と梅の散策へ」(港北区主催)を開催するにあたり、2月17日(金)まで参加者を募集しています。

2月28日(火)午前に行われるウォーキングツアー「大倉山の歴史と梅の散策へ」の案内チラシ(港北ボランティアガイドの会提供)

区内で四季折々の花や木々を巡る“花と木のウォーキングツアー”シリーズ4回目となる今回は、大倉山の周辺を散策。

当日は9時30分に「大倉山記念館」前の広場に集合し、“東西文化の融合”の理念の元で作られた独特の建物内部を見学してから、梅の花が咲く「大倉山梅林」で春の気配を味わいます。

大倉山梅林(同)

その後、坂を少し下って大曽根側へ歩き、「大乗寺」や「大倉山天然スケート場跡」、「ち」の池跡などをめぐって綱島街道を渡り、師岡町へ。

師岡熊野神社(同)

神社を管理する別当寺である「法華寺」を経て、隣の「師岡熊野神社」へいたり、神社内にある「の」の池「い」の池を見ながら、この地域の歴史や過去の営みに思いを馳せます。これで「い」「の」「ち」の池を巡ったことになります。

師岡熊野神社前にある「い」の池

かつて天皇の使者である勅使(ちょくし)が師岡熊野神社の前で儀式をしたといわれる“式坂”を通り、区役所に隣接する「港北公会堂」へ移動。

港北公会堂の緞帳「陽に萌える丘」

港北公会堂では、日本を代表する染色家で人間国宝の芹沢銈介(せりざわけいすけ)が描いたという緞帳(どんちょう)の原画のレプリカを鑑賞します。約3時間、3.8キロを歩くツアーです。

参加費は500円。港北ボランティアガイドの会のホームページ内にある申込フォームなどから2月17日(金)までに事前申し込みが必要。定員は60人で応募者多数の場合は抽選となります。

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43年前の熱き思いを再び、人間国宝が残した港北公会堂「緞帳」の価値とは(横浜日吉新聞、2021年12月14日、港北公会堂の緞帳について)

【参考リンク】

2月28日(火)開催「大倉山の歴史と梅の散策へ」の案内ページ(港北ボランティアガイド)

花と木のウォーキングツアーについて(港北区)