今シーズンの開幕時以来となる2連勝です。
プロアイスホッケー「アジアリーグ」の横浜グリッツ(GRITS)は、今月(2023年)2月4日・5日に東京都西東京市で開かれたアウエーの東北フリーブレイズとの連戦に7対3、5対2で快勝し、最下位を脱出しました。
フリーブレイズの本拠地である青森県八戸市ではなく、西東京市の「ダイドードリンコアイスアリーナ(東伏見アイスアリーナ)」で行われた今回の2試合。
両試合ともグリッツが先制して一度もリードを許さない展開で、初戦は試合開始からわずか6分半ほどで4点を奪って常に優位を保ち、2戦目は中盤以降に引き離しました。
これでグリッツは今季通算8勝26敗となり、フリーブレイズ(7勝27敗)を抜いて5位に浮上しています。
次の試合は1週空けて2月18日(土)・19日(日)に本拠地のKOSE新横浜スケートセンターで再びフリーブレイズと対戦を予定。通算5勝1敗と得意にするチームを相手に今季の勝ち星を1つでも重ね、5位を守りたいところです。
横浜グリッツ試合結果(2月4日・5日)
初戦は主将でFW(フォワード)の岩本和真選手(#13)が2得点・2アシスト、FWの泉翔馬選手(#5)は2得点・1アシストを記録するなど、計7点を奪う快勝。4点目は相手より1人少ないキルプレー中の得点でした。
2戦目は34分に同点に追い付かれるも、その1分後には、第一セットのFW・鈴木ロイ選手(#61)とFW・ティモシー・シュープ選手(#9)のコンビでリードを奪います。48分にはFW・茂木(もてぎ)慎之介選手(#87)が2戦連続となるゴールを決めて引き離しました。
2月4日(土):東北フリーブレイズ 3 - 7 横浜GRITS(西東京)
(※)左側の数字はゴール時間、選手名の前に記載の数字や文中の#は背番号、カッコ内はアシスト、(+1)は相手より人数の多いパワープレー中の得点、(-1)は相手より1人少ないキルプレー中の得点
【1P】東北1-5横浜
(シュート数:東北11-15横浜)
- 01:25 横浜13.岩本和真(97.池田涼希/65.蓑島圭悟)
- 03:46 横浜5.泉翔馬(65.蓑島圭悟/13.岩本和真)
- 05:40 横浜13.岩本和真(97.池田涼希/5.泉翔馬)
- 06:21 横浜61.鈴木ロイ(9.アレックス・ラウター)(-1)
- 12:49 東北16.武部虎太朗(73.ロウラー和輝/4.佐々木祐希)(+1)
- 14:49 横浜77.ティモシー・シュープ(13.岩本和真/21.杉本華唯)(+1)
【2P】東北0-0横浜
(シュート数:東北8-10横浜)
【3P】東北2-2横浜
(シュート数:東北7-9横浜)
<GK=ゴールキーパー>
- 東北55.畑享和(セーブ5/失点3)05:40※交代
- 東北31.橋本三千雄(セーブ22/失点4)54:20
- 横浜38.小野航平(セーブ23/失点3)
※アジアリーグの記録ページはこちら
2月5日(日):東北フリーブレイズ 2 - 5 横浜GRITS(西東京)
【1P】東北0-1横浜
(シュート数:東北14-9横浜)
【2P】東北1-1横浜
(シュート数:東北4-10横浜)
- 34:39 東北92.生江太樹(4.佐々木祐希/38.山田淳哉)
- 35:50 横浜61.鈴木ロイ(9.アレックス・ラウター/10.川村一希)
【3P】東北1-3横浜
(シュート数:東北7-9横浜)
- 48:05 横浜87.茂木慎之介
- 57:12 横浜10.川村一希(EN=相手キーパー不在)
- 59:11 横浜77.ティモシー・シュープ(9.アレックス・ラウター/21.杉本華唯)(+1)
- 59:22 東北77.所正樹(16.武部虎太朗/76.小原大輔)
<GK=ゴールキーパー>
- 東北55.畑享和(セーブ23/失点4)59:08※6人攻撃のため
- 横浜38.小野航平(セーブ23/失点2)
※アジアリーグの記録ページはこちら
【関連記事】
・【前回記事】グリッツの「プレーオフ」進出消滅も、負けられない重要試合はまだ続く(2023年1月30日)
・【過去記事】<横浜グリッツ>2021年は「西東京」で開幕、新横浜では6試合を開催(2020年12月25日、参入初年度にはグリッツが西東京で主催ゲームを予定したこともあったが新型コロナウイルス禍で中止に)
【参考リンク】
・2月18日(土)・19日(日)「東北フリーブレイズ」戦(新横浜)のチケット情報(横浜GRITS)
・横浜GRITSの試合結果と情報(アジアリーグ)