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東海道新幹線の歴史とともにあった新幹線内の公衆電話が今年(2021年)6月30日までに廃止されることになりました。携帯電話の普及による利用減に加え、トンネル内も含めて携帯電話の利用が可能になったためだといいます。

新型車両が投入される度に車内デッキの公衆電話の数も減らされてきた(2019年5月)

JR東海公式サイトの車両編成案内ページによると、東海道新幹線の車内公衆電話は、1編成(16両)につき最大4カ所に設置されており、N700系車両の場合は4号車と9号車、12号車、15号車の4カ所、N700A(エー)車両は4号車と12号車の2カ所、最新のN700S(エス)車両は12号車のみ、それぞれ各号車のデッキ部分に置かれています。

この公衆電話は、NTTコミュニケーションズが提供する緑色のテレホンカード専用機で、通話料金は160キロまでの範囲とNTTドコモ携帯電話への通話は、6.5秒から12.5秒まで10円、160キロ以上の範囲は4.5秒から8.5秒まで10円(いずれも通話可能秒数は時間帯によって異なる)。現在もNTTドコモ以外の携帯電話へは発信できない仕様となっています。

なお、2004(平成16)年6月までは「107」にダイヤルすることで、オペレーターを通じて新幹線車内の乗客を呼び出し、電話を取り次ぐサービスも行われていました。

新幹線公衆電話の歴史は1965(昭和40)年からと長い(2021年2月)

NTT技術史料館のホームページなどによると、東海道新幹線の車内に公衆電話が設置されたのは、開業翌年の1965(昭和40)年からで、新幹線とほぼ同じ歴史を持つことになります。

JR各社では、東海道新幹線以外の新幹線でも6月7日以降、6月末までに公衆電話サービスを順次取り止める予定としており、「今後は、お手持ちの携帯電話をご利用いただくか、駅などに設置してある公衆電話にてご連絡をお済ませのうえご乗車いただきますようお願いいたします」と呼びかけています。

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東海道新幹線の「無料Wi-Fi」完備、テロップのニュース提供は終了へ(2020年2月25日、昨年は「テロップニュース」も取り止めている)

【参考リンク】

新幹線における列車公衆電話サービスの終了について(NTTコミュニケーションズ株式会社)