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今冬、港北区内の火事で3人が犠牲に――バス車内でのポスター掲示「住宅防火診断」チェックリスト付きのチラシで火災予防を呼び掛けます。

「緊急!住宅火災増加中」今年(2021年)に入り港北区内で高齢者が犠牲となる住宅火災が相次いで発生、火災予防を呼び掛けるチラシ(港北消防署提供)

「緊急!住宅火災増加中」今年(2021年)に入り港北区内で高齢者が犠牲となる住宅火災が相次いで発生、火災予防を呼び掛けるチラシ(港北消防署提供)

横浜市港北消防署(大豆戸町)と港北消防団港北火災予防協会(事務局:同消防署内)は、先月(2021年)1月21日には港北区内の下田町で2人、同25日には綱島西で1人が亡くなる火災が相次いで発生したことを受け、住宅火災予防の呼び掛けを行うチラシを作成。

港北区内の自治会町内会などに配布したほか、同予防協会の吉山昌秀会長(山和石油株式会社社長=日吉3)の尽力もあり、火災が発生した日吉や綱島など区内北部の一部エリアの新聞折込を実施、東急バス新羽営業所管内バス約90台の車内へのポスターの掲出も行ったとのこと。

区内では昨年(2020年)には、火災による死者が出ていなかったこともあり、同署では「1カ月で3人も亡くなられたことは本当に残念」と、今月に入ってから区内で火災が多発していることや、被害の大きさを憂い、火災の危険性やその予防対策についての情報提供体制を強化。

下田町や綱島西の火災では、高齢者が犠牲になったこともあり、「今年に入ってから港北区内で高齢者が犠牲となる住宅火災が相次いで発生しています。火災は一瞬ですべてを失う災害です」とチラシ内でその恐ろしさを伝えます。

チラシの裏面には、「住宅防火診断」のチェックリストも掲載。一つでも「×」があれば火災の危険性が高いとその改善を呼び掛けている(港北消防署提供)

チラシの裏面には、「住宅防火診断」のチェックリストも掲載。一つでも「×」があれば火災の危険性が高いとその改善を呼び掛けている(港北消防署提供)

特に冬期は空気が乾燥し、ストーブなどの火気を取り扱う機会が増えるため、火災が発生しやすいこと、高齢者は身体機能の低下により、逃げ遅れてしまう可能性が高くなるので特に注意が必要ということ、さらに火災の早期発見に有効な住宅用火災警報器を必ず設置し、定期的に清掃や点検をすることの必要性などを訴えます。

チラシの裏面には、「住宅防火診断」のチェックリストも掲載。「こんろ」「たばこ」「ストーブ」、そして「住宅用火災警報器」の4つの項目に、それぞれ2~4つのレ点でチェックを行う設問事を記載。

チェックリストに「〇」か「×」を付けて回答を行い、そのうちの一つでも「×」があれば「火災の危険性が高まっています」と指摘、危険な箇所や危険な行動の改善を行うことでの「安全安心な生活」の心がけの必要性を伝える内容となっています。

29日には鳥山町でもけが人が発生する住宅火災が発生しており、同消防署では火災発生を防ぐ手段としてのチェックリストの活用も広く呼び掛けていく考えです。

【関連記事】

下田町・綱島西で死者が発生する「火災」相次ぐ、火の扱いに警戒呼びかけ(横浜日吉新聞、2021年1月27日)

自宅で学べる火災予防、港北消防がオリジナル紙芝居「火の用心!」を動画配信(2020年5月1日)

区内で急増する火災、年末に向け港北消防署が「対策と予防」を緊急呼びかけ(2017年12月1日)

【参考リンク】

!!!区内で住宅火災増加しています!!!(港北消防署のサイト)※「火災は一瞬ですべてを失う災害です」と火災予防を強く呼び掛けている