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神奈川県教育委員会は県立高校などについて、新型コロナウイルスの感染拡大が続いていることから、春休み後の(2020年)4月6日(月)以降の新学期について、2週間程度の臨時休校とすることを決め、3月30日に発表しました。【2020年3月30日23:50記事公開】

【4月3日20:15追記】横浜市は、一度は短縮授業で新年度から授業を再開すると発表しましたが、「本市では爆発的な患者の急増は発生していないものの、再開することのリスクを考慮」(発表ページ)したといい、4月8日(水)から20日(月)まで、市立の小学校・中学校・高等学校・特別支援学校などの臨時休校を決めました。その後の再開については、4月13日(月)をめどに告知するとのことです。詳細は市の発表ページをご覧ください。

臨時休校中の港北高校(3月18日)

県教育委員会の発表によると、2週間程度の臨時休校を行う一方、4月6日と13日の各週には、それぞれ学年別などによる滞在時間が2時間以内となる登校日を設けることとしています。

学校再開に向けては、学年別などの分散登校(1週間に1~2回程度の登校)、時差通学や短縮授業など、教育活動を段階的に再開していくことを検討するとのこと。

入学式については、規模縮小や時間短縮などの感染防止策を講じて実施することとし、遠足や修学旅行など他の行事は、当面の間「原則として延期又は中止」とする方針。臨時休校中の部活動も実施しないこととしています。

県立高校が新学期から2週間程度の休校を決定する一方、横浜市立の高校では、新学期の4月8日(水)以降は時差通学のうえ、半日程度の短縮授業を実施することを同日決めており、同じ横浜市内でも県立高校と横浜市立高校で対応が異なることになりました。

【関連記事】

<横浜市の小中学校>4月中は半日程度の「短縮授業」、小学校給食は4/13(月)から(横浜日吉新聞、2020年3月30日、横浜市立の高校は時差通学のうえ短縮授業を行う方針)

【参考リンク】

新型コロナウイルスの状況をふまえた県立学校の対応について(3月30日現在)など(神奈川県)

新型コロナウイルス感染症に関する横浜市長コメント(3月30日発表、市立高校については「時差通学を実施したうえでの短縮授業」と表明)