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Bリーグの地元チームが新横浜では初となる“ファン感謝イベント”を開き、8カ月にわたるプロバスケットボールのシーズンを締めくくりました。

岩崎学園横浜デジタルアーツ専門学校の体育館にはファン約600人が集まった

このイベントは、都筑区北山田の横浜国際プールを本拠地とするBリーグ(B1=1部)「横浜ビー・コルセアーズ」(ビーコル)が新横浜3丁目の「岩崎学園横浜デジタルアーツ専門学校」の体育館などを使い、今月(2019年5月)19日にファンクラブ向けに開催したものです。

「海賊の帰港式」「海賊の帰港祭」と題して行われたファンイベントは、これまでシーズン終了後に横浜中心部のホテルなどで立食パーティーのような形で開いていたものを、選手とバスケットボールを楽しんだり、選手が“店長”となった販売店からグッズを購入できたり、カジュアルな形で選手とファンが交流できる機会を増やした内容。

参加した子どもらが選手と一緒にバスケットボールを楽しむ機会も

チームが岩崎学園と接点があったことから、同校の体育館を借りる形で実現したもので、当日は400人の定員に対し600人が詰め掛け、開始前から同校前には入場を待つファンが列を成していました。

イベントではトーマス・ウィスマンHC(ヘッドコーチ)をはじめ、今季でチームを離れる川村卓也選手や細谷将司選手ら主力を含め10選手が参加し、公式チアリーディングチーム「B-ROSE(ビー・ローズ)」もパフォーマンスを披露。

選手のサイン会には長い列ができていた

同校の体育館を使って、選手とシュートやドリブルを楽しむ「海賊バスケ」が行われたほか、選手がグッズ販売店の「店長」となったり、サイン会が開かれたり、シーズンの報告会を含め2時間以上にわたって交流を楽しんでいました。

昨年(2018年)10月に始まったBリーグの「2018-19シーズン」では、日本一を決める最終戦が今月11日に横浜アリーナで行われ、その至近に位置する岩崎学園横浜デジタルアーツ専門学校では、地元チームがシーズンを締めくくるイベントを開く形となり、新横浜の地がBリーグとの関わりを深めるシーズンとなりました。

横浜ビー・コルセアーズのコルセアーズ(CORSAIRS)は「海賊たち」「海賊船団」との意味を持つ

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“ビーコル”が港北区内で初のファン感謝祭、来シーズンのチーム改革も宣言(横浜日吉新聞、2019年5月20日、ビーコルのチーム状況などについて)

Bリーグ日本一決定戦に過去最大の観客、「横浜アリーナ」累計5000万人も達成(2019年5月13日、2年連続で日本一決定戦の会場に)

【参考リンク】

横浜ビー・コルセアーズ公式サイト