今年(2019年)9月21日(土)から11月2日(土)まで、日産スタジアム(横浜国際総合競技場)で7試合が予定されている「ラグビーワールドカップ(W杯)」時に、開催都市である横浜市の運営本部として、新横浜2丁目の西ゲート橋近くにある「セブン&アイ・ホールディングス伊藤研修センター」を借り、ボランティアの休憩所には小机駅近くにある「愛宕会館」など3カ所を充てることがわかりました。
横浜市が「ボランティア管理・運営及び大会運営本部運営業務委託」の入札に関する仕様書で明らかにしたもので、横浜を担当する約1500人の大会ボランティアのうち、約250人が日産スタジアムと新横浜や小机などの最寄り駅周辺を担当。
セブン&アイ・ホールディングス伊藤研修センターを大会本部とボランティアの休憩所とするほか、休憩所専用として小机町の愛宕会館や新横浜公園第1レストハウスを使用し、新横浜駅の北口駅前広場にもテントによる休憩所を設けるとしています。
ボランティアについては、試合の開始前に新横浜エリアに90人、小机駅エリアには18人、日産スタジアムは39人とし、試合後には新横浜エリアに20人、小机駅エリアで10人、日産スタジアムに24人を配置する計画としました。
伊藤研修センターは、新横浜2丁目にあった時間駐車場の跡地を使い、セブン&アイ・ホールディングスが創業者である伊藤雅俊氏の理念を伝える史料室を含めた社員向けの研修施設として2012年2月に新設し、全国の同グループ社員らが訪れる場所となっています。
【関連記事】
・五輪だけじゃない、「ラグビーW杯」でボランティア募集、受付は4/23(月)から(2018年3月29日)
・<2019年度・横浜市予算>W杯中の「シャトルバス」運行や暑さ対策ミストも(2019年2月4日)
【参考リンク】
・入札・契約情報(ラグビーワールドカップ2019?ボランティア管理・運営及び大会運営本部運営業務委託)(横浜市市民局)
・伊藤研修センターの案内(株式会社セブン&アイ・ホールディングス)