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多くの帰宅困難者が首都圏にあふれた東日本大震災から8年新横浜駅と駅周辺で「帰宅困難者対策訓練」が2019年は今週(3月)8日(金)の10時30分から約1時間にわたって行われます。今年はラグビーワールドカップ(W杯)や東京2020五輪の開催も見据え、簡易翻訳機の活用も行うといいます。

訓練のイメージ(港北区のニュースリリースより)

この訓練は、東日本大震災時に新横浜駅周辺で公的施設や民間施設に約4400人の帰宅困難者を受け入れた経験から、周辺企業や鉄道会社、近隣自治会、行政機関などが参画して大震災翌年に発足した「新横浜駅周辺混乱防止対策連絡協議会」が毎年行っているもので、今年も約300人の参加を予定。

今回は港北区内で震度6強の地震が発生し、鉄道の運行が停止したため、新横浜駅に帰宅困難者が多く滞留しているとの想定で、駅から横浜アリーナなどの一時滞在施設への移動に加え、帰宅困難者用の備蓄庫で備蓄品の紹介や、情報収集手段としてドローンの活用も行うとのことです。

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【参考リンク】

3月8日(金)「新横浜で帰宅困難者対策訓練を実施します」(2019年3月4日)