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水害や地震など災害が多発する今だからこそ、学んでおく価値がありそうです。小机駅近くにある「鶴見川流域センター」(入館無料)では、2003年9月の開館から15周年を迎えることを記念し、今月(2018年9月)23日(日)と30日(日)に子どもから大人まで幅広く防災を学べるイベントを相次いで行います。

9月23日(日)「チャレンジ防災アクション」、30日(日)「狩野川台風から60年~鶴見川流域水害どうなっているの?」の案内チラシ(鶴見川流域ネットワーキングのページより)

23日(日)に開かれる「チャレンジ防災アクション」では、10時から16時30分まで同センターに立体映像(3D)や音、振動で土石流や火砕流を体験できる「自然災害体験車」が登場。臨場感あふれる災害疑似体験を通じ、その怖さを身をもって学ぶことができる貴重な機会となっています。

また、当日は館内などで「防災ポーチづくり」(11:40~、14:10~、材料代300円)やブルーシートによる「防災テントづくり体験」(11:00~、14:10~、15:00~、16:00~、参加費無料)など、災害時に生きのびるための“実践講座”が行われます。

一方、30日(日)は「狩野川台風から60年~鶴見川流域水害どうなっているの?」と題し、戦後最大の豪雨で鶴見川各所が決壊し、周辺2万戸以上が浸水した1958(昭和33)年9月の「狩野川台風」をテーマに、60年後の現在にこのような災害が来襲した場合の対策法などを学ぶ1日として設定。

30日(日)「狩野川台風から60年~鶴見川流域水害どうなっているの?」では、4回にわたり館内で各30分間のレクチャーが行われる(写真はイベントのチラシより)

当日は慶應義塾大学名誉教授で自らも水害体験者である岸由二さんが11時30分、14時、15時、16時の各4回にわたって各30分間のレクチャーを行います。

23日の防災ポーチづくりの材料費以外は、いずれも参加費は無料となっています。

秋の台風シーズンを迎える今だからこそ、災害を学んで備えておいてはいかがでしょうか。

【参考リンク】

来場者は右肩上がり、小机の「鶴見川流域センター」が伝え続ける身近な川の魅力と怖さ(2017年5月3日)

【参考リンク】

9月23日(日)「チャレンジ防災アクション」、30日(日)「狩野川台風から60年~鶴見川流域水害どうなっているの?」の案内(鶴見川流域ネットワーキング)

地域防災施設「鶴見川流域センター」

鶴見川の主な災害(国土交通省、狩野川台風時の写真も)