小机駅近くにある地域防災施設「鶴見川流域センター」(小机駅北口から徒歩10分)では、今月(2017年9月)16日(土)と23日(土)に「チャレンジ防災アクション」と題した防災に関する体験型イベントを相次いで行われます。子どもから大人まで楽しみながら防災が学べる内容で、同センターでは「改めて、防災について家族で考えるきっかけの月に」と参加を呼び掛けています。
16日(土)の「チャレンジ防災アクションパート1」では、「身近なもので生きびる」をテーマに、簡単トイレや身近なものでの避難グッズのほか、ケガの応急手当方法も10時から16時30分まで紹介。
10時40分から30分間は防災をテーマに子ども向けにやさしく語る「お話し会いざというときのためにどうしよう?」も予定されています。
また、同日は防災教育ファシリテーターの相澤彩(あや)さんを講師に招き、「避難準備をしておこう」(11時15分、13時30分の各2回30分)と題したワークショップのほか、11時45分と14時から行われる「作ってみよう防災ポーチ」では制作も行います。こちらは材料代が300円がかかり、事前申し込みが必要です。
23日(土)は災害体験ができる「自然災害体験車」での体験が10時から16時30分まで行えるほか、防災テントや命をつなぐロープワークなどを公開。さらに同日は14時と15時、16時の3回にわたって、自らも水害体験者で、鶴見川の研究者である慶應義塾大学名誉教授の岸由二さんが近年続発する大雨や水害について分かりやすく解説を行います。
このところ全国で多発するゲリラ豪雨などによる水害に備え、家族全員で防災を学ぶうえで最適な2日間、入場料は無料です。
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