横浜市内では初めてとなる港北区独自の子育て情報アプリの提供へ向け、着々と準備が進んでいます。区と港北区地域子育て支援拠点「どろっぷ」(大倉山3、NPO法人びーのびーの)、新横浜エリアにも各種学校を置く学校法人岩崎学園の情報科学専門学校(神奈川区鶴屋町)の三者で開発を進めているスマートフォン向けの「ココアプリ」について、完成発表会が来月(2018年3月)3日(土)午後に横浜駅近くの岩崎学園情報科学専門学校で行われます。
このココアプリは、区とどろっぷが2007年から定期配信を行っている子育て情報メールマガジン「ココめーる」を“アプリ化”するもので、情報の発信をタイムリーに行うようにするほか、写真の掲載をはじめ、地図や詳細情報ページへのリンクなども拡充させる予定です。
アプリの制作は、情報科学専門学校の3・4年生がゼミの一環として設計から開発までを担当。どろっぷのスタッフとともに、イベントやモニター使用を通じて区民ニーズや課題を探り、アプリの開発に反映させてきたといいます。
区によると、子育て支援に特化したアプリは横浜市の行政区では初めてで、子育て世帯が多い港北区ならではの取り組みとなりそうです。なお、区では別に独自の防災アプリについても開発を予定しています。
ココアプリの完成発表会は今週3日(土)の14時から15時30分まで、横浜駅「きた西口」至近の情報科学専門学校で行われ、誰でも参加できるとのことです。
【関連記事】
・オープンデータ使った子育て情報発信プロジェクト、報告イベントを3/11(土)に(2017年2月26日)
・「子育て情報アプリ」港北区が開発を目指す、情報発信への期待感が背景に(横浜日吉新聞、2016年3月12日)
【参考リンク】
・子育て支援情報アプリの開発を進めます!!(2017年8月10日、港北区)
・「ココアプリ」完成発表会のお知らせと「ココメール」について(子育て支援拠点「どろっぷ」)
・情報科学専門学校のアクセス情報(岩崎学園)