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身近な防災情報を得るのに最適なアプリが完成しました。横浜市内では初めてとなる独自の防災アプリを港北区が開発し、今月(2018年3月)11日からアプリストアでの無料配布を始めました。

3月11日に無料配布が始まった「港北区防災情報アプリ」(App Storeより)

この「港北区防災情報アプリ」では、港北区の情報に特化しているのが特徴で、避難所となる近所の防災拠点をはじめ、災害用の給水所や井戸、消防団の資機材倉庫などの情報が記された防災地図機能はもちろん、浸水想定や土砂災害警戒区域などを示した「ハザードマップ」を閲覧することも可能です。

また、「帰宅困難者モード」ではGPS機能を使って区内にある一時滞在施設までの経路検索もできるようになっています。このほか、防災ガイドも掲載されており、PDF形式で読むことも可能。安否確認時などに使える位置情報付きのメールを送る機能も付いています。

防災マップはインターネット接続が切れても閲覧できる

同アプリのもう一つの特徴は、インターネット通信環境がない状態でも防災マップやハザードマップ、防災ガイドが閲覧できること。東日本大震災時には、日吉駅の周辺で長時間にわたる停電が起きたほか、その後には区内で計画停電も行われており、“万が一”の際に備えてダウンロードしておくと役立ちそうです。

これまで横浜市の防災情報は市内全域を対象としたものが一般的でしたが、今後は港北区がWebサイトやメール、Twitterなどとともに、このアプリを通じてもきめ細かな防災情報を発信していきたい考えです。

なお、港北区防災情報アプリはAndroid(アンドロイド)スマートフォン版とiPhone(アイフォン)/iPad(iOS)版がそれぞれ用意されています。

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<日吉の東日本大震災>震度5強、真っ暗で死んだような駅前、計画停電に振り回された日々(日吉新聞、2016年3月10日、東日本大震災発生時を振り返る記事)

【参考リンク】

港北区防災情報アプリ(Android版)

港北区防災情報アプリ(iPhone/iPad版)