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新横浜駅前でおなじみの“ネーミングライツ公衆トイレ”は今後も続きます。

横浜市資源循環局は今月(2025年)10月20日、新横浜駅前の東広場(横浜アリーナ側)にある「新横浜駅北口公衆トイレ」について、株式会社アメニティ(神奈川区羽沢町)とネーミングライツ(命名権)の契約を5年後の2030年10月まで更新したと発表しました。

2011(平成23)年10月からネーミングライツが導入されている駅前東広場の「新横浜駅北口公衆トイレ」、右奥には相鉄・東急新横浜線の開業とともに新たに設けられた「6番出口」が見える(10月21日)

1988(昭和63)年に設置された同公衆トイレは、2011(平成23)年10月に全国でもめずらしい公衆トイレのネーミングライツを導入。

トイレのメンテナンス企業であるアメニティが「ドゥ アメニティ 新横浜駅前 トイレ診断士の厠堂(かわやどう)」と命名する対価として、液体石鹸の提供や床面清掃、衛生機器の更新、便器洗浄などの役務を提供しています。

北口公衆トイレは駅前東広場の「3番出口」のとなりにある(10月21日)

今回、契約が更新されたことで2030年10月まで引き続き現在の名称が継続されることになりました。

新横浜の街では、東広場とつながる駅前の通称円形歩道橋(北口歩道橋)でも新たにネーミングライツが今年6月から導入され、大豆戸町に本社を置くアマノ株式会社により「アマノ サークルウォーク」と名付けられています。

駅前東広場とつながる通称“円形歩道橋”にも今年6月からネーミングライツが導入された(10月21日)

一方、「横浜国際総合競技場(日産スタジアム)」(小机町)は2005(平成17)年3月から続く日産自動車株式会社(西区高島1)との契約更新が来年(2026年)2月に迫るなか、9月19日に一度は1年間5000万円での更新が市から発表されたものの、従来の契約金額より低かったことから山中竹春市長が再検討を指示している状態です。

【関連記事】

・【前回記事】<新横浜駅前>めずらしい“ネーミングライツ公衆トイレ”が契約を更新(2020年10月21日)

2027年2月まで「日産スタジアム」命名権を更新、その先は来年新たに公募(2025年9月22日、一度は1年間の更新が発表されたが市長が再検討を指示)

<新横浜>駅前デッキの愛称に「アマノ サークルウォーク」案、市民意見を募集(2025年2月10日、今年から新たに導入された)

【参考リンク】

「ドゥ アメニティ 新横浜駅前 トイレ診断士の厠堂」株式会社アメニティとのネーミングライツ契約を更新(資源循環局、2025年10月20日)

株式会社アメニティの公式サイト(神奈川区羽沢町)