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羽沢横浜国大の駅前以外でも住居や店舗の増加につながるでしょうか。

JRTT鉄道・運輸機構は相鉄・東急直通線(相鉄新横浜線)の工事で使用していた神奈川区羽沢町の土地3417.47平方メートル(1033.78坪)を売却すると今月(2024年)4月1日に公表しています。

かつてトンネル工事の建屋などが置かれていた環状2号線沿いの羽沢町の土地が売却対象となっている(4月10日撮影)

この土地は「羽沢トンネル」(羽沢横浜国大駅~新横浜駅間、2020年2月貫通)の建設に際して大型建屋などが置かれていた場所で、それ以前は民間の倉庫や駐車場などとして使われていました。

貨物線(写真左側)と環状2号線(写真右側)の間にある一帯にはトンネル工事関連の大型建屋が置かれていた(2019年11月)

羽沢貨物駅や相鉄新横浜線、JR貨物線(相鉄・JR直通線)と環状2号線に挟まれた同土地は、羽沢横浜国大駅から新横浜方面へ徒歩約8分(約650メートル)の距離。

新横浜駅と保土ヶ谷駅を結ぶ神奈中バス(神奈川中央交通)の121系統が通る「生花市場前」のバス停が目の前または至近です。

環状2号線の真横で駅からも徒歩圏という環境だけに今回の3400平方メートル超におよぶ土地売却により、新たな住宅や店舗が生まれる可能性もあります。

羽沢横浜国大寄りの売地一帯は「生花市場前」のバス停から近く、隣接地には新しい共同住宅(写真真中奥)も建てられている(4月10日撮影)

すでに付近では新たな5階建てのアパートも新設されており、1階ではテナントを募集中。新横浜線の建設工事が始まる前は、この地にラーメン店も存在していました。

貨物駅と環状2号線に挟まれた羽沢横浜国大駅付近は、再開発中の駅前以外に店舗などの生活施設が見られませんが、近くで開発が進めば駅周辺の賑わいが増すことにつながりそうです。

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羽沢横浜国大駅の商業施設は「2024年秋」、ハザールの名称で約25店を計画(2023年12月19日、駅前再開発施設のオープンはまもなくという段階)

【参考リンク】

付近で土地売却が予定されているバス停「生花市場前」の位置(グーグルマップ)