「地域とともに」歩み響く音楽を――地元小学校マーチングバンドの“集大成”となる演奏会が開かれます。
横浜市立太尾小学校(大倉山7)で活動を行う「太尾小学校マーチングバンド」は、今週末(2024年)3月9日(土)14時45分から15時30分ころまで(14時から北門を開門、開始・終演時刻は前後する場合あり)、同校の校庭(雨天時は体育館)にて、「第33回定期演奏会」を開催します。
昨年(2023年)12月9日にさいたまスーパーアリーナ(埼玉県さいたま市)で行われた「第51回マーチングバンド全国大会」(一般社団法人日本マーチングバンド協会)で銀賞を受賞。
翌10日に行われた「2023ジャパンカップ(Japan Cup)日本選手権」(一般社団法人ジャパンカップ組織委員会)では1位を獲得するという高いレベルの演奏を、地域ぐるみで楽しめることでも知られる演奏会となっています。
この日は、卒業を控えた6年生らとの「お別れの会」も兼ねた催し(関係者のみに公開)を行った後での実施となることから、開始時刻が遅れる場合があるとのこと。
それでも、特に雨天時以外は広々とした校庭で、迫力ある演奏やマーチングバンドらしい隊列、カラーガード隊の動きなども体感できる貴重な機会。
特に今年は、台湾・台北市にある市立五常小学校から来日した児童・教職員・保護者ら約70人を招いた「弦楽合奏団(弦楽団)との合同演奏会」を1月31日に行うといった経験も積んでおり、台湾交流の時に演奏し好評を博した「名探偵コナンのテーマ」や「パイレーツ・オブ・カリビアン」も披露する予定とのことです。
普段はあまり見られない、各セクションごとの演奏や演技もあることのことで、「1年間、部員皆んなで、暑い時も寒い時も必死で練習した大会での演奏曲も披露する予定です。地域の方に見ていただけるのは最後の機会になります」と、元保護者会の代表で、現在は地域ボランティアとして運営をサポートしている世羅博美さんは語ります。
大会での演奏曲で、ミュージカル「屋根の上のバイオリン弾き」の楽曲「フィドラー・オン・ザ・ルーフ(Fiddler on the Roof)」や、子どもたちに人気の「ジャンボリミッキー」も披露する予定とのこと。
「全ての方々への感謝の気持ち、1年間の熱い思いを曲に込めて演奏します。ぜひお越しください」と、世羅さんは、地域からの多くの来場を呼び掛けています。
なお、当日はフリーマーケットや手作りキーホルダーの販売なども予定されているとのことです。
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