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大倉山の街、そして港北区エリアを「花いっぱい」にしたいとの想いを込め、これからも作業をおこなっていくといいます。

太尾南郵便局前に集合、作業手順の確認をおこなった

太尾南郵便局前に集合、作業手順の確認をおこなった

横浜市港北区の西部エリアの15郵便局による団体「郵便局150周年記念〜港北区区内郵便局」は、きのう(2021年)11月11日午前、先月10月1日から初認定された「ハマロード・サポーター」の活動を実施。

対象エリアとなる横浜太尾南郵便局(大倉山4)沿いの大倉山ハイム2号棟(同)前の道路約140メートルの歩道にある植栽スペース8カ所に、花苗72株を植える作業を初めておこないました。

穏やかな秋の日を感じる好天に恵まれた朝10時、大倉山や新横浜、菊名周辺などの郵便局長や局員らが集合。

道路約140メートルのうちの8カ所で花植えをおこなった

道路約140メートルのうちの8カ所で花植えをおこなった

西部エリアの郵便局からなる「西部会」部会長で、横浜篠原郵便局(大豆戸町)の大塚茂局長があいさつをおこなった後、横浜大倉山郵便局(大倉山1)の仁木奈津局長による作業内容の説明や確認ののち、それぞれが分かれての花植えをおこなっていました。

もともと「ドングリの木」が植えられていたという植栽スペース。まだ残っている木もあるものの、切り株になっているものや根が残っているものなどもあったことから、「先月10月14日には、植栽スペースを掘り起こし、木の根を除去する作業もおこないました」と、大塚局長は今回の作業に至るまでの道のりについて説明します。

ストックやキンギョソウなどが植えられた。手作りプレートも花壇に設置

ストックやキンギョソウなどが植えられた。手作りプレートも花壇に設置

仁木局長も、「150周年の歴史を重ねてきた郵便局だけに、何より地域の皆様に喜んでいただけることが最も大切なこと。地域に密着した郵便局の一員として、これからも、より身近な場所としての街の美化に貢献していきたい」と、地域の人とともに歩む“郵便局150周年記念”と冠した団体の名称に託した想いについても熱く語ります。

太尾南郵便局脇に掲示した、約90センチメートル四方の「ハマロード・サポーター」活動をアピールする看板もこの日初設置。

「きれいな花で埋め尽くしたい」と看板を制作した局員の皆さん。3日間(計6時間)作業をおこない完成したという

「きれいな花で埋め尽くしたい」と看板を制作した局員の皆さん。3日間(計6時間)作業をおこない完成したという

看板制作を担当した横浜太尾郵便(大倉山7)の佐野隆宏局長は、「大倉山や新横浜エリアなど、花と緑でまちづくりをおこなう大きな枠組みに入っているエリアだと感じています」と、横浜市環境創造局がおこなう「横浜みどりアップ計画」や、東急「みどリンクアクション」、そして港北オープンガーデンといった“花と緑”による美化活動の機運が周囲で高まっていると感じるとのこと。

看板も、「“華やかな花”で埋め尽くそうと、4人でペンキを使って絵を描きました」と局員らが笑顔で語る、郵便局による新しい地域まちづくりへの貢献のスタイルは、これからの企業・団体の地域貢献のあり方を示す一つの事例として、地域内外から大きな注目を集めていきそうです。

今回の作業に参加した「郵便局150周年記念〜港北区区内郵便局」の皆さん。最後の記念撮影では笑顔も

今回の作業に参加した「郵便局150周年記念〜港北区区内郵便局」の皆さん。最後の記念撮影では笑顔も

なお、今後の水やりなどの活動も週2回の頻度で交代しておこなっていく予定だといい、「郵便局を通りかかる地域の皆様に、ぜひ季節の草花を楽しんでもらえたら」(大塚局長)とのことです。

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【参考リンク】

横浜太尾南郵便局 (よこはまふとおみなみゆうびんきょく)(日本郵政グループ)

ハマロード・サポーター(港北区港北土木事務所)※参加団体一覧表(PDFファイル)へのリンクも

日本郵政株式会社のサイト ※2021年4月に創業150周年を迎えた