JR菊名駅や新横浜駅、小机駅などの指定席券売機でも購入が可能です。JR東日本は来月(2021年)7月1日(木)から平日に首都圏のJR線が1日乗り放題となる「ひみつの平日パス」(大人2720円・小児1360円)を新たに発売します。観光向けのフリー切符が平日に設定されるのはめずらしいケースとなります。
これまでJR東日本では、土曜日・休日と夏休みなどの長期期間中に同一エリアが1日乗り放題となる「休日おでかけパス」(大人2720円・小児1360円)を通年発売しており、今回の「ひみつの平日パス」は、その“平日版”という内容です。
フリーエリアは、埼玉県の北端となる神保原駅(高崎の3つ手前の駅)や、栃木県の足利駅、茨城県の土浦駅、千葉県の君津駅や茂原駅、成田空港駅、山梨県の大月駅、東京都の奥多摩駅、神奈川県は小田原駅までの範囲と、「りんかい線」や「東京モノレール」をフリーエリアとし、新横浜駅から使用する場合は、君津や熊谷、足利などを往復すればかなり割安となる料金設定になっています。
フリーエリア内で特急列車や新幹線に乗る場合は、別途特急券が必要となります。
発売期間は7月1日(木)から19日(月)と9月1日(水)から30日(木)までの平日ですが、土休日と夏休み期間(7月20日~8月31日)は「休日おでかけパス」が設定されているため、実質的には7月1日から9月30日までの間は、同じ内容のフリー切符が毎日購入できることになります。
販売は、JR菊名駅や新横浜駅(篠原口)、小机駅などフリーエリア内の駅に設置されている指定席券売機や「みどりの窓口」で行うとのことです。
【参考リンク】
・「ひみつの平日パス」の特設ページ(7月1日~30日、9月1日~30日の平日に発売、JR東日本)
・「休日おでかけパス」の案内ページ(土休日と夏休み期間に発売、JR東日本)