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横浜市内で4月下旬から続く「まん延防止措置」は解除できるのか、そしてワクチン接種は順調に進んでいるのでしょうか。きのう(2021年)6月14日(月)夕方、新型コロナウイルス禍に関して、横浜市の林文子市長が市民向けのメッセージ動画を公開しました。

6月14日にYouTubeに公開した横浜市長メッセージ動画より

林市長はメッセージ動画のなかで、市内の感染者動向について、「直近1週間の新規感染者数は555人で、重点措置が開始された週と比べ下回っており、5月中旬以降、減少傾向が続いています」とする一方、「しかし、依然として、感染状況を示す5つの指標のうち、4項目でステージ3となっており、県内では、変異株の感染者の割合が83%に及んでいます」として警戒感を示します。

感染拡大を食い止める切り札として位置づけるワクチンに関して、65歳以上の接種は「集団接種が45万9000回、大規模接種が18万5000回、個別接種が58万7000回で、合計約123万1000回分、計画の84%となっています」と説明。

横浜市内における65歳以上の接種予約は約84%に達しているという(市長メッセージ動画より)

そのうえで、「集団接種、大規模接種会場の予約枠は、ほぼ埋まっておりますが、身近な医療機関での個別接種は、これから本格的にスタートします。個別接種を行う市内の医療機関は、現在、約1500か所まで増えています」との現状を明かしました。

65歳以下の接種については、「6月下旬から7月にかけて、12歳以上64歳以下の皆様への接種券を、年齢ごとに発送いたします」と述べます。

「感染拡大を抑え、ワクチン接種を迅速・着実に進めることで、私たちは近い将来、必ずかつての日常と街の賑わいを取り戻すことができます。オール横浜で、感染症対策に取り組んでいきましょう」と呼びかけました。

【関連記事】

<横浜・川崎>7/11(日)まで「まん延防止」延長、酒類提供は1組90分以内(横浜日吉新聞、2021年6月18日)※リンク追記

<横浜市>12歳~64歳の「接種券」、6/23(水)から1カ月超かけて発送へ(横浜日吉新聞、2021年6月16日)※リンク追記

65歳以上は「必ず7月末までに接種できる」、横浜市長がワクチン接種で(横浜日吉新聞、2021年6月1日)

日産スタジアム周辺での「聖火リレー」中止、神奈川県が公道走行を断念(2021年6月11日、オリンピックは開催されるものの市民向けイベントはほぼ中止に)

【参考リンク】

林文子横浜市長からの新型コロナウイルス感染症に関する市民の皆様に向けたメッセージ(2021年6月14日、横浜市)

港北区内で接種可能な医療機関一覧(厚労省コロナワクチンナビ)