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再編や本社移転が続いている富士通系の企業のなかで、さらに1社が新横浜から本社を移転することになりました。アリーナ通りの新横浜センタービル(新横浜2)に本社を置く富士通コワーコ株式会社(森下健作社長)は、今月(2021年)4月26日付けで、本社事務所を川崎市中原区に移すことを発表しました。

アリーナ通りにある新横浜センタービルは1階に「ソフトバンク新横浜」が入り、3階から6階を富士通コワーコが占めている(2018年10月撮影)

移転先は富士通が登記上の本店や工場などを置く、JR南武線・武蔵中原駅に近いエリアで、富士通グループの働き方改革を推進するため、全席フリーアドレスのオフィスに本社を移すことになったといいます。

富士通コワーコは、富士通のサプライ営業部門が分離独立して1982(昭和57)年に発足した企業で、プリンタトナーやデータメディアなど富士通純正コンピュータサプライ品の販売や、オフィスの移転・リニューアルの支援などを事業としており、2009(平成21)年9月から港北区内に本社を置いています。

公式サイトによると、2020年4月1日現在の社員数は230人で、2018年度の売上高は211億円とのこと。今回、本社事務所を移転する中原区の富士通中原ビルには、以前から部門の拠点を置いていました。

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【参考リンク】

本社事務所移転のお知らせ(富士通コワーコ株式会社、2021年4月16日)