金券ショップでバラ売りの新幹線回数券を買って新幹線に乗るというのは“昔話”となってしまうのでしょうか。JR東海は新横浜(横浜市内)や東京都区内から名古屋や京都、新大阪などへの新幹線回数券(指定席)を来年(2022年)3月31日で発売を終了すると発表しました。ネット予約へのニーズがさらに高まっていることなどを理由としています。
来年3月末で発売終了となるのは、東京や新横浜と名古屋、京都、新大阪という東海道新幹線における主要区間の新幹線回数券。回数券の発売区間の縮小は今年3月末に行われたばかりでした。
JR東海では、「ネット予約&チケットレス乗車サービス「EXサービス(「エクスプレス予約」「スマートEX」)」を拡充してまいりました。便利でおトクなことから、現在では多くのお客様にEXサービスをご利用いただいております」などとして、会員価格で購入できるインターネットの予約サービスを活用するよう促しています。
なお、新横浜駅の発着分では、山陽新幹線区間である新神戸(神戸市内)への指定席回数券と、「ひかり」や「こだま」を利用する小田原や熱海、三島、新富士、静岡、豊橋への自由席回数券は、現在のところ終了の方針は発表されていません。
【関連記事】
・<新横浜駅発着>掛川・浜松・米原への「新幹線回数券」を3月末で廃止(2021年2月5日)
【参考リンク】
・特別企画乗車券「新幹線回数券」の一部発売終了について(PDF、JR東海)
・新幹線回数券(普通車指定席用)の案内ページ(JR東海)※名古屋や新大阪など「のぞみ」停車駅向け
・新幹線回数券(普通車自由席用)の案内(JR東海)※主に「ひかり」「こだま」停車駅向け