JR東海は新横浜駅から掛川や浜松、米原への新幹線自由席回数券を来月(2021年)3月31日発売分限りで廃止するとともに、近隣の新幹線駅への定期券用“回数特急券”も新横浜駅と東京間や小田原間などで発売を終了すると発表しました。利用が少ないためだといいます。
今回、発売を取り止めるのは新横浜駅(横浜市内)の発着分では、掛川、浜松、米原の3駅への新幹線自由席回数券(6枚セット)。3駅へは東京(都区内)発着分は引き続き販売を行うとのこと。
また、並行する在来線の定期券を持つ乗客向けの「新幹線自由席回数特別急行券」(10枚セット)では、「新横浜~東京・品川」や「新横浜~小田原」、「新横浜~熱海」、「新横浜~三島」などが廃止となります。
3月31日で発売が終了となる新横浜駅発着分の回数券は次の通り。
▼ 新幹線回数券「普通車自由席用」(6枚)
- 新横浜(横浜市内)~掛川:39,540円
- 新横浜(横浜市内)~浜松:41,580円
- 新横浜(横浜市内)~米原:63,900円
(※)上記3駅へは東京都区内発着分の回数券は存続
▼ 新幹線自由席回数特別急行券(定期券用)(10枚)
- 新横浜~東京:8,700円
- 新横浜~品川:8,700円
- 新横浜~小田原:9,900円
- 新横浜~熱海:9,900円
- 新横浜~三島:9,900円
【関連記事】
・新横浜駅から岡山・広島など「山陽新幹線」方面への回数券、3月末で発売終了(2019年2月15日)
【参考リンク】
・新幹線回数券(普通車自由席用)の案内(JR東海)※主に「ひかり」「こだま」停車駅向け
・新幹線自由席回数特別急行券(定期券用)の案内(JR東海)
・特別企画乗車券の一部発売終了について(PDF、2021 年1月19日、JR東海※今回廃止となる回数券などの一覧)