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横浜市は、日産自動車市内中心部や新横浜などで行っていた超小型電気自動車のカーシェア「チョイモビ」の実証実験を今月(2021)3月16日(火)で終了すると発表しました。2013年に中心部の観光地で始めたこの取り組みでは、一昨年(2019年)6月に新横浜にも拠点を設けていました。

2019年6月には横浜アリーナ裏手の新横浜3丁目に「ステーション」と呼ばれる貸出・返却場所が設けられた(2019年6月撮影)

「チョイモビ」は2人乗りの小さな電気自動車で、バイクと自動車の中間のような存在。超小型の手軽な移動手段として、2013年から日産自動車と共同でみなとみらいや関内などの中心部で、実証実験の形で貸し出しサービスを開始していました。

日産スタジアムが「ラグビーワールドカップ2019」や「東京2020オリンピック」の会場となっていたこともあり、2019年6月には新横浜3丁目の横浜アリーナ裏手の市有地に貸し出しステーションを設けています。

チョイモビの運営を担当する市の温暖化対策統括本部によると、実証実験期間中の登録会員数は約5000人で、利用回数は約4000回だったといい、新横浜での利用については「悪くはなかった」とのことです。

【関連記事】

超小型自動車カーシェア「チョイモビ」が新横浜に進出、アリーナ裏手で貸し出し(2019年6月24日)

【参考リンク】

チョイモビヨコハマの公式サイト(2021年3月16日まで)

超小型モビリティを活用したカーシェアリングの実証実験「チョイモビ ヨコハマ」を終了します(横浜市温暖化対策統括本部)