北新横浜で始まった“カーシェア”では電気自動車や水素燃料電池車が体験できます。
今年(2022年)2月から横浜に日本本社を置く韓国の大手自動車メーカー・Hyundai Mobility Japan(ヒョンデモビリティジャパン、西区みなとみらい)は、北新横浜駅近くの顧客拠点でZEV(ゼロエミッション車=無公害車)のカーシェアリングサービスを12月16日から始めました。
ヒョンデは、欧米などで販売する電気自動車(EV)の「IONIQ 5(アイオニック・ファイブ)」と水素燃料電池車(FCEV)の「NEXO(ネッソ)」の2車種で日本市場に参入。
同社はインターネットで販売を完結する戦略を採用するなかで、実際に車に触れられたり、説明を受けたりする顧客拠点として今年7月30日に「Hyundai(ヒョンデ)カスタマーエクスペリエンスセンター横浜」(北新横浜2)をオープンしています。
「MOCEAN(モーシャン)」と名付けられた今回のカーシェアリングサービスは、同社のアイオニック・ファイブとネッソの2車種を10分単位で借りられるもので、同社のZEVを体験することでブランドを身近に感じてもらいたい考えがあるといいます。
価格は10分あたり220円、6時間で5940円などの料金体系となっており、予約や決済、スマートキーの機能は専用アプリを通じて行い、入会金などは無料。別途、キャンピング用品のレンタルも実施しています。
今後は北新横浜の拠点以外での展開や、企業向けサービスも行っていく考えです。
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【参考リンク】
・HyundaiのZEVカーシェアリングサービス「MOCEAN(モーシャン)」(北新横浜の拠点で展開中)