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詐欺の被害に合うと、本人はもちろん、家族が不幸に――そんな想いを込めて詐欺防止キャンペーンに取り組む金融機関があります。

城南信用金庫新横浜支店に今年(2018年)6月から赴任した森義範支店長(左)は、前任地の町田市でも警視庁とコラボ企画を多く打ち立てるなど、詐欺防止を訴えてきた。港北警察署とのキャンペーンで、新たな被害者を減らしたいと語る

城南信用金庫新横浜支店に今年(2018年)6月から赴任した森義範支店長(左)は、前任地の町田市でも警視庁とコラボ企画を多く打ち立てるなど、詐欺防止を訴えてきた。港北警察署とのキャンペーンで、新たな被害者を減らしたいと語る

先週(2018年)12月14日の午前、新横浜駅前の円形歩道橋近く、新横浜2丁目のセントラルアベニュー(宮内新横浜線)沿いにある城南信用金庫新横浜支店で、オレオレ詐欺などの特殊詐欺の被害防止を訴えるためのチラシやグッズ配布によるキャンペーンを、同支店の職員や港北警察署(大豆戸町)生活安全課の担当者が行いました。

今回、同行が今回のキャンペーンに合わせて初めて製作したという「振り込め詐欺に注意」との呼び掛けを行うティッシュペーパーなどが入った配布セットを220部作成。

師走の新横浜を行き交うビジネスマンや家族連れ、同支店を利用するために来訪した人々に、港北警察署員2名を含む約10名が、配布と詐欺防止のための呼び掛けを実施しました。

今年6月から新たに同支店に赴任した支店長の森義範(よしのり)さんは、「詐欺の被害に合うと、本人はもちろん、家族も不幸になってしまう。配偶者や子から“なぜ、だまされたのか”と責められることで、詐欺の被害を忘れることもできず、心傷つき、家庭そのものが破たんしてしまうケースも見てきました」と、詐欺犯の手により、全く罪のない家庭の、何気ない日常生活すら“破壊”されてしまうリスクがあることについて、切に犯罪防止が必要と訴えます。

オレオレ詐欺などの特殊詐欺の被害に合うことによって、日常の生活が壊され、本人ばかりか家族も不幸になってしまう

オレオレ詐欺などの特殊詐欺の被害に合うことによって、日常の生活が壊され、本人ばかりか家族も不幸になってしまう

今回の実施日も、偶数月の年金受取日に設定。今年夏(8月)に、森さんが赴任後、初めて同様のキャンペーンを行った際も、今回と同じく同支店側から港北警察署に呼び掛けて実施したといい、新たに同支店で現金を受け取る際などに利用するために製作したオリジナル封筒にも、「振り込め詐欺かも!! “振り込まない”“手渡さない”で110番」といった文言を印刷するなどの工夫を施(ほどこ)しています。

最近の特殊詐欺の傾向として、増えているのが「現金受け取り型」

森さんは、「封筒も、現金を受け取る方法での詐欺が増えていることに対しての啓発目的で作成しました。一瞬でも、封筒やティッシュ、チラシを見て、“詐欺かも”と、ふと立ち止まり、気づいてもらえれば」と、詐欺犯の新しい手口にもだまされることがないようにと、金融機関が出来る最大限の「犯罪抑止策」についても日々思案しているといいます。

「前任地の町田市(東京都)と比較すると、新横浜は新しい街」と森さん。

「振り込め詐欺ストップ」を呼び掛けるための様々なアイデアが詰まったツールも新たに作成・配布し、職員一丸となって全力で被害防止に臨む

「振り込め詐欺ストップ」を呼び掛けるための様々なアイデアが詰まったツールも新たに作成・配布し、職員一丸となって全力で被害防止に臨む

来年(2019年)のラグビーワールドカップ(W杯)や、2020年開催の東京オリンピック・パラリンピックの開催での“街のおもてなし”強化や、2022年度(2023年3月末日まで)に開業予定の相鉄・東急の新横浜線にも街の活力を感じているという若手職員も多いという同支店の、新たな“新横浜”からの情報発信に、これからも大きな注目が集まりそうです。

なお、同支店では、振り込め詐欺防止などの防犯キャンペーンを、これからも年金支給日などを中心に、定期的に行っていく予定とのことです。

「メガバンクにはない(良さを持つ)、顔が見える信用金庫でありたい」と語る森さん、同支店の職員たちの“顧客満足度向上”のみに留まらない、広く“地域に生きる人々”に向けた熱き想いが、新横浜の街に迸(ほとばし)ります。

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城南信金の綱島支店、エコに配慮した新たな社屋での営業は3/13(月)から開始(2017年2月22日、横浜日吉新聞)

【参考リンク】

城南信用金庫新横浜支店(同信用金庫の店舗案内)

港北警察署のサイト

身近な詐欺情報(同署のサイト)

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