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外壁が一新された大倉山駅(6月1日撮影)

大倉山駅のリニューアルがあと一息で完成となりそうです。2015年にホーム屋根の改修が行われたのに続き、昨年(2017年)2月から始まった外壁工事は、その一部が完成し、白や茶色などの「アースカラー」でデザインされた外壁が見えるようになり、新しい大倉山駅が誕生しています。

工事前の大倉山駅は、ホームや駅舎の覆う壁が老朽化し、灰色のようなくすんだ色合いとなっていました。

東急電鉄による大倉山駅の案内ページには、リニューアル前の駅の写真が掲載されており、一新されたことがわかる(同案内ページより)

東急電鉄では「デザインによる明るく快適でかつ安全安心な駅にする」として一昨年の秋ごろから駅の一部で足場を組むなどの準備を行い、1年以上かけて全面的に外壁を刷新する工事を行ってきました。

大倉山のエルム通り商店街がギリシャと姉妹都市関係を結んでいることもあり、地中海をイメージしたというアースカラーのデザインを採用。新デザインの駅を通じ「明るく大倉山の街に溶け込む空間を創出」(同社)したい考えです。

ホーム上でも一部でアースカラーの壁が登場しつつある。屋根も2015年に改修されたばかりで新しい(5月31日撮影)

6月1日現在、これまで覆われていた工事用のシートの多くが外され、すでにエルム通り側からは白と茶色を基調としたデザインの外壁が見えるようになっているほか、ホーム上の壁も一部で同様のデザインが登場しています。

今月中には一部箇所の工事を終えますが、工事自体は9月まで続く予定です。

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大倉山駅の案内ページ(東急電鉄)