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第三京浜道路から横浜北線への利用転換が進んでいる

先月(2017年3月)18日に開通した高速道路「横浜北線(きたせん)」(第三京浜道路・港北インターチェンジ~新横浜出入口~横浜羽田空港線・生麦ジャンクション、約8.2km)について、首都高速道路株式会社は、新横浜出入口~岸谷生麦間出入口の間で1日あたり約1万6000台が利用しているとの速報値を発表しました。

これによると、第三京浜道路と新横浜出入口の間は同約8000台で、岸谷生麦と生麦ジャンクション(JCT)間は1万6000台だったといいます。

首都高速道路株式会社が発表した利用同校の速報値(2017年4月21日、クリックで拡大)

首都高速道路株式会社が発表した利用同校の速報値(2017年4月21日、クリックで拡大)

一方、第三京浜道路から首都高横羽線までの区間では利用台数が減少しているといい、たとえば港北インターチェンジ(IC)から羽沢IC間は横浜北線開通前と比べ9%減の9万7000台、第三京浜・横浜新道から首都高2号三ツ沢線までの区間は同11%減の5万1000台になっており、北線への利用転換が進んでいると首都高会社ではみています。

また、新横浜駅と羽田空港(空港中央出入口)間の所要時間は、北線の開業で約43分が約31分に短縮しており、「混雑時であっても約12分短縮しています」といいます。新横浜出入口と横浜港(本牧ふ頭出入口)間も、混雑時も約24分が約16分に約8分短縮したとのことです。

なお、東日本高速道路株式会社によると、2015年度のデータで第三京浜の利用台数は1日当たり14万7973台とされており、現時点で1日あたり1万6000台の利用にとどまる北線は快適に走れる道路といえそうです。

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【参考リンク】

横浜北線(横羽線~第三京浜)開通後の利用状況について(速報)(首都高速道路株式会社、2017年4月27日)

横浜北線(きたせん)の公式サイト