夏の暑さ対策で「交通あんぜん教室」が早くもスタート。雨天中止対策でマリノスケが登場のオリジナル動画も初めて公開されています。
横浜市港北区(大豆戸町)が主体となる港北区交通安全対策協議会(会長:竹下幸紀港北区長)は、きのう(2024年)4月23日(火)から「はまっ子交通あんぜん教室(交通安全教室)」をスタート。
受講対象となる港北区内の横浜市立小学校26校のうち、雨天中止となった横浜市立小机小学校(小机町)に続いて予定されていた篠原小学校(篠原東3)で今年度(2024年度)初めての実施となりました。
昨年度(2023年度)は、学校の行事都合などで実施できなかった師岡小学校(師岡町)が臨時で港北警察署(大豆戸町)での「特別教室」を希望者に実施する取り組みも行われていました。
特に猛暑や雨天で中止になる学校が増加傾向にある近年の天候不順を踏まえ、また小学校1年生を中心とした「7歳」の子どもの事故発生が多い現状から、今年は昨年よりも2週間以上早い4月中からの開始となりました。
また猛暑や雨天・荒天での中止の影響を最小限にする目的から、昨年度(2023年度)新たに、同教室の内容を盛り込んだオリジナル動画「マリノスケが教えてくれる!児童向け『はまっこ交通安全教室』」を、日吉自動車学校(日吉6)で撮影し制作。
港北区内のインターネット上での“映像の図書館”「港北映像ライブラリ」や、制作協力を行った「港北ふるさとテレビ局」(伊藤幸晴代表)の公式ユーチューブ(YouTube)チャンネルで公開。各学校や家庭での閲覧を呼び掛けます。
今年の「交通あんぜん教室」は、学校都合で9月に行われる1校を除き、6月中旬までに全校での実施が予定されているとのこと。
一部学校では、恒例となっている区内で運行するバス事業者を招いての実施も予定されているとのことで、学校・地域ぐるみでの「交通安全」の普及・徹底、また事故を防ぐための最新情報を共有する機会としての役割を果たしていくことが求められます。
(※)この記事は「新横浜新聞~しんよこ新聞」「横浜日吉新聞」の共通記事です
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【参考リンク】
・マリノスケが教えてくれる!児童向け「はまっこ交通安全教室」(港北映像ライブラリ)※20分40秒
・交通安全落語(同)※田代沙織さんによる「高齢者向け」大人向けの動画も公開。15分47秒