新横浜・菊名・大倉山・新羽など港北区南部の地域情報サイト

新幹線の“ワークプレイス(仕事場)車両”が5月から使いやすくなりそうです。

JR東海とJR西日本は、東海道新幹線と山陽新幹線で16両編成で運転する列車の7号車に設定している「S Work(エス・ワーク)車両」について、来月(2024年)5月22日(水)乗車分から指定券を駅窓口や指定席券売機などでも販売すると発表しました。

Sワーク車両となっている7号車のデッキにはかつての喫煙所を改装した「ビジネスブース」(N700S車両のみ、有料・要予約)が設けられている車両も(イメージ、2024年)

Sワーク車両は、パソコンなどでの業務やWebミーティングの通話が気兼ねなくできるビジネスパーソン向けの座席として、2021年10月から「のぞみ」号に新設。

昨年(2023年)10月20日には、一部の3人掛け席の真ん中にパーティションを設置し、2人用とすることでパーソナルスペースを拡大した「S Work Pシート」(計10席)を新たに設け、加えてSワーク車両の設定を「ひかり」と「こだま」号にも広げました。

「S Work Pシート」は3人掛け座席を2人用に変えている(イメージ、2024年)

現在、これら指定券はJR東海のインターネット予約サービス「EX予約・スマートEX」でのみ販売していますが、これに加え、5月22日出発分からはJR各社の窓口指定席券売機、JR西日本のインターネット予約サービス「e5489(いいごよやく)」でも取り扱いを開始するものです。

なお、Sワークの“Pシート”の販売価格については、指定席券に1200円を追加した額となります。

【関連記事】

・【過去記事】<新横浜駅>待合室に「半個室」ブース、新幹線のビジネス利用環境を整備(2022年4月12日)

変化する東海道新幹線、車内のワゴン販売に続き「喫煙ルーム」も2024年春廃止(2023年10月19日、車内の環境が変わっている)

【参考リンク】

「S Work」車両について(JR東海、S Work車両の解説について)