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木目の温かな雰囲気と歩きやすさを感じさせる2フロアに生まれ変わっています。

新横浜駅の駅ビル「キュービックプラザ新横浜」(新横浜ステーション開発株式会社)はきのう(2023年)12月7日に3階と4階フロアの西側エリアを刷新し、弁当や総菜、生活関連の21店がオープン。開店を待つ人々の列は最大700人(同店発表)に至ったといいます。

開店30分以上前には新横浜駅前にかなりの列ができていた(12月7日、9時20分ごろ)

先着500人に特典である「ひのき玉」を配布するのと混雑防止のために一定人数ごとに区切り順次3階店内へ案内していた(12月7日)

今回、リニューアルしたのは食料品専門店街の旧「タカシマヤフードメゾン」(2月1日閉店)として営業していた3階と4階の計1636平方メートル(495坪)のスペース。

刷新後は、フードメゾン時代のように地元生活者向けの生鮮品や食料品を売る店舗はなくなりましたが、弁当や総菜、洋菓子などの販売店は残り、新たに衣類や雑貨など生活関連のテナントが加わっています。

弁当や総菜を売るテナントが集まる3階フロアの様子(12月7日)

店内は木目調が目立ち、スーツケースを引いたり、ベビーカーや車いすでも歩きやすいよう通路幅が広くとられている(12月7日)

大きな特徴は、通路を広く取るなど歩きやすさを重視したことで、「東海道新幹線を利用するお客様はスーツケースを持ったまま来られることが多く、とにかく『ゆったり』とした店のつくりとすることを心掛けました」と新横浜ステーション開発の藤川紳社長は説明します。

また、新幹線利用時に待てる場所が足りないとの声を受けていたことから西側のエスカレーターから近い場所に「上島珈琲店」を誘致し、約180平方メートル(54.56坪)に76席のカフェとしてオープンしました。

3階の西側フロアにも新たにカフェを誘致した(12月7日)

弁当や惣菜、洋菓子などを売る3階フロアでは、神奈川県内では初出店となる「あなご厨房 日本橋玉い」や「刷毛じょうゆ 海苔弁山登り」が新たに加わるとともに、タカシマヤフードメゾン時代からの人気店だった「横浜中華街 華正樓」はイートインスペースを備えています。

「横浜中華街 華正樓」のイートインスペースは新たな店でも健在(12月7日)

4階はメガネチェーンの「JINS(ジンズ)」をはじめ、女性向け衣類の「チュチュアンナグランデ」や「ハニーズ」、男性向け衣類の「TOKYO SHIRTS(東京シャツ)」、リラクゼーションスペース「ラフィネ(Raffine)」が新規出店。

「3COINS(スリーコインズ)」は大型化し「3COINS+plus(プラス)」として4階にオープン(12月7日)

これまで3階東側(ビッグカメラ側)にあった300円ショップ「3COINS(スリーコインズ)」は、大型店の「3COINS+plus(プラス)」として4階に拡張移転しています。

キュービックプラザ新横浜では12月22日(金)に8階フロアで書店「有隣堂」が開店し、来月(2024年)1月26日(金)には併設のカフェもオープンします。

また、3階では来年2月に洋食販売の「勝烈庵(かつれつあん)」がフロアに加わる予定となっているほか、3階東側にあったスリーコインズ跡地の動向も注目ポイントといえそうです。

エスカレーター付近のベンチも小田原市森林組合(小田原市)の協力を得て神奈川県産木材を使用した「スギ」と「ヒノキ」製の「キュービック」状のものに変わった(12月7日)

エスカレーター付近のベンチも小田原市森林組合(小田原市)の協力を得て神奈川県産木材を使用した「スギ」と「ヒノキ」製の「キュービック」状のものに変わった(12月7日)

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新横浜駅ビルの「有隣堂」は12月22日(金)開店、1月からカフェも併設(2023年11月27日)

キュービックプラザ新横浜、食品・惣菜・生活関連の21店が12月7日(木)オープン(2023年11月21日)※関連イベント開催情報も

【参考リンク】

3階フロアの案内図と店舗一覧(キュービックプラザ新横浜)

4階フロアの案内図と店舗一覧(キュービックプラザ新横浜)