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新横浜駅前から書店が消えてしまう事態は避けられました。

新横浜駅ビル「キュービックプラザ新横浜」を運営する新横浜ステーション開発株式会社(新横浜2)は、同店8階に書店チェーン「有隣堂」が再来月(2023年)12月下旬に出店すると発表しました。

横浜市内が発祥の「有隣堂」(イメージ)

株式会社有隣堂(中区伊勢佐木町1)の発表によると、店舗面積は約1089平方メートル(約329坪)で同チェーンの43店目になるとのこと。

有隣堂は1909(明治42)年に伊勢佐木町の現在地で創業してから114年の歴史を持つ書店チェーンで、港北区内ではトレッサ横浜(師岡町)に出店し、近隣ではセンター南駅前に店舗を置いています。

港北区内ではトレッサ横浜の北館2階に有隣堂が出店している

今回のキュービックプラザ新横浜への出店では、9月30日に8階で閉店した三省堂書店の跡地を使い“居抜き”の形となる見通し。有隣堂によると、店舗名を含めて詳細については今後発表するとしています。

キュービックプラザ新横浜内では、現在空き店舗となっている3階・4階の旧タカシマヤフードメゾン跡に12月上旬から食品関連や雑貨などの22店が順次オープンする予定で、8階の有隣堂も含めて年内には一新した姿を見せることになりそうです。

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【参考リンク】

8階「有隣堂」オープン予定(キュービックプラザ新横浜)

新規店舗「キュービックプラザ新横浜」内オープンのお知らせ(株式会社有隣堂、2023年10月25日)