犯罪ゼロの街への特効薬となるのでしょうか。トレッサでの防犯キャンペーンに新横浜の専門学校生が協力。県警音楽隊も来館、地域防犯への協力を呼び掛ける予定です。
犯罪の発生状況が横浜市内でピークにあった2004(平成16)年の翌年、2005(同17)年4月に「神奈川県犯罪のない安全・安心まちづくり推進条例」が施行。
同条例が定める「安全・安心まちづくり旬間」(10月11日から20日まで)にあわせたイベント「港北防犯のつどい」が、今週末(2023年)10月14日(土)10時30分から12時まで、トレッサ横浜南棟1階イベント広場(師岡町)で行われます。
このイベントには、港北警察署(加藤秋人署長)や港北防犯協会(川島武俊会長)、港北企業防犯協会(篠沢秀夫会長)、地元・師岡地区連合町内会(鈴木大成会長)のほか地域の住民が参加する予定となっており、地域防犯意識を高めるための啓発活動を行います。
当日は、両協会の会長らが登壇するほか、同警察署が主催する「防犯ポスターデザインコンテスト」の開催を実施した新横浜3丁目の横浜デジタルアーツ専門学校(学校法人岩崎学園、三辻訓校長)の学生に対する表彰式も実施する予定とのことです。
神奈川県警察音楽隊が来場し、演奏で表彰式を彩るほか、県警カラーガード隊が登場し、子どもたちが犯罪被害に巻き込まれないため推奨している“お約束”の標語「おおだこポリス」や、特殊詐欺の被害防止についての講話を、踊りと歌を交えて伝える予定とのことです。
会場には、港北警察署のマスコットキャラクター「ぽのちゃん」(港北の“港”=ポート、“北”のノースの英語の意味が由来)も登場するとのこと。
表彰されたポスター作品は、公共機関などへの掲示や高齢者への配布なども行われる予定とのことで、イベントの開催、またポスターについての周知を図ることでの犯罪抑止につなげていきたい考えです。
【当日の様子】
(※)この記事は「新横浜新聞~しんよこ新聞」「横浜日吉新聞」の共通記事です
【関連記事】
・アピタテラスで9月12日(火)防犯キャンペーン、一日警察官や信金キャラも登場(横浜日吉新聞、2023年09月11日)
・トレッサ横浜が20時までに「営業時間」短縮、三和とグルメタウンは21時まで(2023年9月26日)
・【前年記事】<トレッサでW開催>防犯イベントが盛況、ポスター表彰で詐欺撲滅も呼びかけ(2022年10月17日)
・学生制作チラシで詐欺「撲滅」を、港北署が “ブロック電話”設置呼びかけ(2021年10月21日)
【参考リンク】
・「神奈川県犯罪のない安全・安心まちづくり推進条例」の制定について(神奈川県警察本部)
・音楽隊スケジュール(同)
・令和5年度 安全・安心まちづくり旬間のお知らせ(神奈川防犯連絡会(神防連))※「みなさんの力が必要です!わたしたちの街を守るために」と呼び掛けている
・交通アクセス(トレッサ横浜)
・事件発生状況(港北警察署)※リンク追記:港北区内の特殊詐欺認知状況 は9月末で71 件、約1億4500万円と神奈川県下で最悪のペースとなっている