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横浜アリーナ近くの6階建てビルを取得したとのことです。

ジャパンエクセレント投資法人(東京都港区)と資産運用会社であるジャパンエクセレントアセットマネジメント株式会社は、このほど新横浜3丁目にある「新横浜アリーナ通りビル」の不動産信託受益権をきょう(2023年)3月31日(金)付けで取得すると発表しました。

1階に「中国ラーメン揚州商人」が入る「新横浜アリーナ通りビル」(2023年2月撮影)

新横浜アリーナ通りビルは2001(平成13)年10月に奈良建設(新横浜1)によって建てられた6階建ての商業ビルで、1階は中華店の「中国ラーメン揚州商人」が入り、上階にはコワーキングスペース・レンタルオフィスなどもテナントになっており、ビル内には48台分の機械式駐車場も備えます。

かつては「新横浜ルポビル」との名でしたが、いちごグループホールディングス傘下の企業が取得した際には「いちご新横浜アリーナ通りビル」の名前が使われていました。

ジャパンエクセレント投資法人などは、ビルについて「築後21年が経過していますが、共用部のリニューアル等、継続的なメンテナンスが行われているため、当該エリア内において十分な競争力を有している」(発表資料)と評価しており、取得予定価格は20億7700万円。取得先は開示の同意が得られていないため非公表とのこと。

同ビルにおける2022年12月末時点でのテナント稼働率は66.7%で、今年6月末には95.6%まで上がる見込みだといいます。

新横浜アリーナ通りビルの左隣には旧「新横浜国際ホテル南館」が位置し、建物の解体が行われている(2023年2月撮影)

なお、同ビルに隣接する旧「新横浜国際ホテル南館」(2022年3月閉館)では建物解体が行われおり、今後ビルなどが建てられた際には同ビルとともに新たな賑わいを生み出す可能性もあります。

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【参考リンク】

国内不動産信託受益権の取得及び譲渡に関するお知らせ~「新横浜アリーナ通りビル」の取得などPDF、ジャパンエクセレント投資法人、2023年2月10日)

新横浜アリーナ通りビルの案内(丸紅リアルエステートマネジメント株式会社=マネジメント業務を担当)