スポーツを「する」「みる」に加え、「支える」楽しさと魅力を知ることができます。
横浜市スポーツボランティアセンター(公益財団法人横浜市スポーツ協会運営)と横浜市市民局は、今月(2023年)2月5日(日)午前に女子マラソンランナーとして活躍した有森裕子さんらを招き、初めての「スポーツボランティアシンポジウム」を開きます。
横浜市内では市民参加の「横浜マラソン」が1981(昭和56)年から開かれ、開港150周年の2009(平成21)年には「世界トライアスロンシリーズ横浜大会」が始まるなど、大型スポーツイベントが定期的に開催され、多くのボランティアが大会を支えてきました。
また、2019年の「ラグビーワールドカップ」と「東京2020オリンピック」の会場として港北区内の日産スタジアム(横浜国際総合競技場)が選ばれ、世界的な大会を支えるボランティアの募集が横浜市内でも行われています。
2017(平成29)年5月にはスポーツ大会を支えるボランティアの募集や登録、コーディネートを担う横浜市スポーツボランティアセンターが設立されており、世界的な大会を機にスポーツボランティアの登録者も大幅に増え、現在は約1万3000人が登録しているといいます。
今回のシンポジウムでは、女子マラソンで2大会連続メダリストで日本陸上競技連盟副会長などをつとめ、スポーツボランティアに造詣の深い有森裕子さんがアスリートの立場からスポーツボランティアの魅力を基調講演で語ります。
続くパネルディスカッションには有森さんのほか、経験豊富なスポーツボランティア実践者の田口和子さん、文教大学教授で日本財団ボランティアセンター参与の二宮雅也さん、横浜市市民局スポーツ統括室長の直井ユカリさんが横浜のスポーツボランティアの現状や魅力を語り合います。
シンポジウムの会場は「神奈川公会堂」(JR東神奈川駅から徒歩5分、東急東白楽駅から徒歩6分)で開催時間は10時から12時まで。
定員は500人で入場は無料。応募フォームから2月3日(金)の23時59分までに参加申し込みが必要ですが、空きがあれば当日入場も可能とのことです。
主催者は「スポーツボランティアにまだ参加したことがない方も、ぜひ今回のシンポジウムにご参加いただければ」と話しています。
(※)この記事は「新横浜新聞~しんよこ新聞」「横浜日吉新聞」の共通記事です
【参考リンク】
・2023年2月5日(日)「スポーツボランティアシンポジウムを開催します」(横浜市スポーツボランティアセンター)
・2023年2月5日(日)10時~12時「スポーツボランティアシンポジウム」の応募フォーム(定員500人、無料)
・横浜市スポーツボランティアセンター(誰でも登録可能)