東海道新幹線の旅行商品などを取り扱う新横浜駅構内の「JR東海ツアーズ」が今年(2022年)9月28日に旅行窓口を閉店することを発表しました。閉店後は「JRきっぷうりば」内に窓口を設置し、商品内容などの問い合わせに対応していくといいます。
JR東海ツアーズは、「ぷらっと」や「新幹線ダイレクトパック」といった東海道新幹線を使った旅行商品で知られるJR東海系の旅行会社。1990(平成2)年4月に新横浜支店を出店し、駅構内に各種旅行商品の案内や販売を行う窓口を設けていました。
ただ、現在はインターネットでの販売が約7割を占めるようになったといい、チケットやクーポン類の受け取り時は郵送に対応しているほか、「ぷらっとこだま」や「新幹線ダイレクトパック」など一部商品のチケット類は駅の指定席券売機でも発券が可能となっています。
また、同社では来年(2023年)夏に、往復の東海道・山陽新幹線と宿泊やグルメ、イベント、体験プランなど“旅のコンテンツ”をパッケージ化した旅行商品「EXダイナミックパッケージ(仮称)」をインターネット限定で販売する計画です。
「ぷらっと」などの既存旅行商品も順次EXダイナミックパッケージへ移行し、他の旅行会社を通じて販売している同社の旅行商品も来年3月末で販売を取り止める予定とのこと。
今後、JR東海ツアーズではインターネット販売に特化していく考えで、「新横浜支店ではこの一環として、旅行商品の販売を終了しますが、『JRきっぷうりば』で引き続き当社係員がJR券類を販売させていただくほか、店舗内に窓口を設置し、商品内容やインターネット申し込みの手順などの問い合わせにお答えいたします」(同社)。
なお、首都圏では東京駅の八重洲南口にある東京支店と品川駅新幹線南口の品川支店では、引き続きチケット類の受け取りが可能とのことです。
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【参考リンク】
・JR東海ツアーズ新横浜支店(2022年9月28日に旅行窓口を閉店)