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北新横浜駅近くに韓国の大手自動車メーカーHyundai(ヒョンデ=現代自動車)」が日本での直営サービス拠点を新設する計画です。

ヒョンデの日本法人であるHyundai Mobility Japan(ヒョンデ・モビリティ・ジャパン)株式会社(西区みなとみらい)は、今年7月下旬に「Hyundaiカスタマーエクスペリエンスセンター横浜」を北新横浜2丁目に開業すると発表しました。

ヒョンデはEV(電気自動車)の「IONIQ 5(アイオニック 5)」(写真)とFCEV(燃料電池電気自動車)の「NEXO(ネッソ)」の2車種を5月2日からオンラインで販売しており、納車は7月になるという(ニュースリリースより)

かつてヒョンデは「現代(ヒュンダイ)自動車ジャパン」の名で日本市場へ参入していましたが、2009(平成21)年12月にいったん撤退。今年2月からZEV(ゼロエミッション車=無公害車)の2車種で再参入しています。

日本市場では、車両選びから決済まで販売活動の大半をオンラインで完結できるようにする一方、試乗や購入相談、点検などを提供する直営の“リアル拠点”として北新横浜に「カスタマーエクスペリエンスセンター横浜」の設置を決定。9月には整備工場も併設する計画です。

北新横浜2丁目に設けられる「Hyundaiカスタマーエクスペリエンスセンター横浜」は7月下旬にオープン予定(案内ページより)

ヒョンデ・モビリティ・ジャパンによると、同センターは「実際に車両を見ていただけたり、ヒョンデのブランドを感じていただける施設」(同社)になるといい、日本市場での顧客拠点とする考えです。

同社は「現在の日本の自動車産業の中心地」として横浜を高く評価しており、本社をみなとみらい地区に置く一方、顧客拠点については「高速道路からのアクセスも良く、駅も近い」(同社)として北新横浜を選んでいます。

顧客拠点となるカスタマーエクスペリエンスセンター横浜は、かつて結婚式場「ティアラガーデンズ横浜」(2018年閉店)が置かれていた約2000平方メートルの敷地を使用。

結婚式場の跡地は2021年10月の段階で貸倉庫が完成(写真下)していたが、今年3月から再び工事が行われている(写真上、4月26日)

同地では結婚式場の解体後、昨年10月には民間の貸倉庫が完成していましたが、今年3月から再び工事が行われており、7月までにはカスタマーエクスペリエンスセンター横浜が完成する予定です。

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【参考リンク】

「Hyundaiカスタマーエクスペリエンスセンター横浜」の案内ページ(北新横浜2丁目、7月下旬開店予定)

Hyundai Mobility Japan(ヒョンデ・モビリティ・ジャパン)(みなとみらい本社、販売車種の紹介など)